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百 蔵 山

 

(山梨県大月市、1,003m)

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当日のコース
百蔵山駐車場→(70分)→葛野部落分岐→(30分)→百蔵山山頂→(100分)→百蔵山登山口→(15分)→百蔵山駐車場


地図

〜オススメ山グッズ〜
 


ヘッドライト


双眼鏡


トレッキングストック


熊よけ鈴


コンパス


ホイッスル


バーナー


コッヘル類


登山用時計


ウエストポーチ


万能ナイフ


管理人の防水デジカメ

 
昭文社「山と高原地図」リスト  
 

 2005年1月8日。せっかくの3連休だし1日くらいハイキングにでも行きたいなあと思い、雪がなくて子供を連れて歩ける適当な山を探していたら、山梨県の大月市にある百蔵山(ももくらやま)を見つけ、2005年1月8日に長男と2人で行ってまいりました。
 
 

カミさんに言われました。「このクソ寒いのに山に行きたいなんて、ホンットに好きなのね」

ハイ、好きなんです・・・

 

 7:00自宅を出発。朝焼けの中央高速を大月ICまで向かいます。さすがに真冬ということもあり車も少なくスイスイ。

 日野のあたりに来ると富士山がくっきりと見えます。

 「おお!今日はあんなに富士山がよく見えるなあ!百蔵山の上からはきっとすごい眺めだぞ!」(カシャカシャ)

 「パパ、運転しながら写真撮ると危ないよ」

 「・・・はい、おっしゃるとおりです;」

 

 

 大月ICで高速を下り、百蔵山に向かいます。中央高速の高架をくぐると百蔵山が全体像を見せてくれました。

 


百蔵山全景

 

 

 市営グランド、浄水場の脇を通り抜けて山道を道なりに進むと、どんづまりが左の写真の駐車場になっています。

 それにしてもカーナビってのは便利ですねえ。ワタシはつい最近使い始めたばかりですが、マイカー登山ではそのありがたさを毎度実感します。まあ、ときどき思い通りにならないこともありますが・・・

 車の後ろが登山口になっています。8:20分出発。

 

 

 

 最初は杉や檜の暗い樹林帯を行きますが、徐々に明るくなってきます。

 私は長男と一緒に山登りに行くときは、なるべく長男を先に行かせるようにします。私が前になるとどうしても後ろの長男が遅れがちになるのですが、先に行かせるとどういうわけか割としっかり歩いていくのです。

 

 

 


 登山道にはこのような道標があり、迷うことはないでしょう。

 ここは登山開始から間もないところですが、この道標から南側にちょっと上ると、早くも富士山がドカーンと姿を現してくれました。

 そして、ここを過ぎて歩いていると、上の方からラジオを結構大きな音で鳴らしながら、早くも下山してこられたおじさんとすれ違いました。

 すると、このちょっと前に仙台で連れ去られた赤ちゃんが無事保護されたとのニュースが流れてきました。

 「あ!あの赤ちゃん、見つかったんですねえ!」

 「ああ、そうだねえ、見つかったみたいだな・・・」

 

 

 

 登山道はところどころ霜柱がある程度で雪はまったくなし。凍っているところも全行程ありませんでした。

 今年は全国的に大雪に見舞われているようで、私の実家の新潟も大変なことになっているようです。

 それに比べてこの天気のいいこといいこと・・・。関東はホントに恵まれていますね。

 



 9:30、葛野部落分岐。

 百蔵山は、ところどころで富士山がドーンと見えるところがあるのですが、それ以外は地味な樹林帯が多いですね。

 ここまで来たらようやく北側の山塊が見えてきました。ここから20分ほど東に歩けば山頂です。さすがにここから山頂までは霜柱がたくさんありました。

 長男は霜柱を喜んで踏んづけていました。

 

 


そして9:50、山頂着。やっぱり山頂からの眺めはいいなあ。

 


大月市街と富士山

 

 百蔵山は大月市が選定した「秀麗富嶽十二景」という、富士山をよく見渡せる山の一つです。

 関東の人にとっては富士山はそれほど珍しいものではないかもしれませんが、新潟県人の私にとってはこれまでほとんど見る機会がなかったので、やっぱりコーフンしてしまいます。

 

 

 新年早々ということもあり、こんな挨拶看板もありました。

 山頂はかなり広いのですが、北側の展望はあまりよくありません。南側はよく開けていて、富士山をはじめ、大月市を一望できます。

 また、南側には桜の木もあったので、その咲く頃はきっといいのでしょうね。

 

 

 テルモスに入れてきたホットレモンで温まります。テルモスに温かい飲み物を入れて持ってくるときは、一度テルモスをお湯で温めて、一旦出して再度飲み物を入れると保温効果が高まりますね。

 我が家定番のカップラーメンとおにぎりを食べます。

 「こういうのをラーメンライスというのだ。うまいだろう?」

 「うん、うまいねえ!景色も最高だし」

 

 

 1時間ほど山頂で過ごし、10:50山頂発。今度は登ってきたのとは反対側の東の方に下りていきます。

 ちょっと行くと分岐があり、そこを右へ。

 

 

 そこからは結構な急坂が長いこと続きます。ロープを伝って下りればそれほど危険なわけではありません。長男は探検気分で楽しそうでした。

 

 

 

 

 

 

 

 そして、前回の景信山のときと同様、枯葉の滑り台を。

 

 

 

 

 そしてだいぶ下りてくると、左手にやや薄暗い針葉樹の林が現れてきました。すると長男が、「こわいよ〜、タヌキが出てくるよ〜」とさかんに怖い怖いと言います。なんで熊とかじゃなくてタヌキなんだ;?

 「大丈夫だよ、タヌキは果物とかしか食べないんだから。あれ?ちがうなあ、、、果物を食べるのはコウモリだったっけ?じゃあやっぱりタヌキは肉食か・・・でもタヌキは人間なんか襲わないから大丈夫だよ」

 「ボクたちは雑食だよね!」

 (ガクッ;)

 

 

 12:30、無事百蔵山登山口着。ここにもあったのが、「中高年の尋ね人の写真入りチラシ」。ひとりで出かけて行方不明になってしまう中高年の方が案外多いようで、方々の山でこうした張り紙を見ます。やっぱり中高年の方は万一何かあるとリカバるのが厄介なようですね。ご注意いただきたいと思います。

 そこから15分ほど車道を歩き、駐車場到着。ああ、気持ちいかったー!

 

 

 

 


 百蔵山から下りてきて、時間があったので猿橋に立ち寄りました。

 

 

 

 JRの駅もあるこの「猿橋」は、日本三奇橋のひとつでもあるそうです。この猿橋、そう大きくはない橋ですが、結構な谷にかかっていて、高度感はかなりあります。橋脚がたてられないため、橋脚を使わずに両岸から張り出した四層のはね木によって橋を支えているというところが珍しいところでもあるようです。

 

 

 この真冬でも快適な登山が楽しめた百蔵山。本当に関東は恵まれているなあと実感した旅路でした。冬場でもアウトドアをエンジョイしたいという方はオススメですよ!

 

近くの山の登山日記 : 九鬼山 ・高川山 ・百蔵山 岩殿山 ・雁ヶ腹摺山 ・笹子雁ヶ腹摺山

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