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串.com



 

 インターネットが生活に欠かせないものとなった現在、「○○.com」といえばネット関係の企業であったり、企業のアドレスであることは一見してわかるようになりました。

 

 さて、先日会社帰りに吉祥寺北口の駅前をふらふら歩いていると、狭い小路の中に、とある居酒屋を見つけました。

 

 

 

「ん?」

  「

 

 

 「なんじゃこりゃ(笑)

 

 

 


居酒屋「串.com」

 

 

 

 (う〜ん、今風な名前ではあると思うが、なんでも「.COM」つけりゃあいいってもんじゃあ・・・)

 

 と思いながらも非常に興味を持ったのですが、そのときはひとりだったので寄らずに帰ってきました。

 

 

 

 

 ここで、話はちょっと変わりますが、近頃は会社の中でのコミュニケーションのとり方がますます重要になってきているとか。強い会社は社内の風通しがいいというか、情報のやり取り、共有がうまくできているというのは昔から変わらないようですね。

 

 以前本で読んだことです。ある自動車関係のメーカーの人の話で、その人がある新商品を売り込みにトヨタと日産に行ったそうです。

 トヨタのAという部署にまず売り込みに行き、そこで新商品の説明を一通りしました。そして後日またトヨタのBという部署に行きました。AとBという両方の組織への説明が必要だったからです。

 すると、トヨタのBという部署の担当の人が、「ああ、その話はAから聞いています」というのだそうです。このあたり、さすがトヨタという感じですね。この人は、「トヨタの人は自分の話を真剣に聞いて、検討してくれたんだなあ」と感じ、嬉しかったそうです。

 そして今度は日産に行き、トヨタのAという部署と同様の仕事をしているA’という部署で、同じ説明をしました。そして後日、トヨタのBという部署と同様の仕事をしているB’という部署に行くと、トヨタのときとは異なり、A’からは何の連絡もなくてまた最初から説明をしなけばならず、トヨタとの違いを強く感じたそうです。

 これはもう結構前の話で、日産もゴーンさんが来てからはずいぶん変わったことと思いますが、強い会社というのは社内のコミュニケーション力が反映する面もあるのかなあと思いました。

 

 

 もう一つ、今や日本を代表する優良企業となったキャノン。近年のキャノンを引っぱってきた御手洗冨士夫さんは経団連の会長にもなられるようですね。

 そのキャノンでは、毎朝8時ごろから全役員が集まって行う「朝会」というのをやっていて、そこでは特にテーマを設けず、一時間ほど互いに話を交わす場となっているそうです。毎日顔を合わせて話していれば、トップの経営意思が暗黙のうちに共有され、自分たちは何をすべきかということが自然と伝わって、いざというときゼロから話を始めなくてもスピーディに決断し、行動ができるということです。若手役員にとっては大変良い勉強の場となっているそうです。

 これも、やはり強い企業の中でのコミュニケーションのなされ方だなあと思いました。普通の役員会ならすべての企業がやっているのでしょうが、「毎日、特にテーマを設けず」に朝会をやっているというところがすごいなあと感じました。

 

 

 

 ところで、上の話とは違いますが、今ドキの若い人は、会社の隣の席の人に何か連絡するにも電子メールを使ったりすることもあるとか。若者は仕方ないとも思いますが(自分も思えば若い頃はそんなもんだった・・・)、いつまでもそんな不器用なコミュニケーション力では困りものです。

 ワタシのコミュニケーションについての考えはコチラです。

 

 

 

 

 

 さてさて、そんなことを踏まえて、「串.com」という居酒屋はどんな感じなのか想像してみました

 

 店の前を通ったときに見えた様子からは、調理場に店員と思しき若者が2,3人いて、あとはカウンターが10個ほどあるだけの小ぢんまりした店内でした。

 

 やっぱり串.comっていうくらいだし、注文もあえてケータイのメールでしちゃったりするのかな?すぐ目の前に店長がいるのに。

 

 カウンター越しの店長に、

 

 

 

 

 

 

 

 なんてケータイで注文すると、ほどなくして店長から返信が来て、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんて、、、

 

 

 

 

 

 

 

こんな居酒屋はいやだ

(でもちょっと興味あり)

 

 

 

 

で、

 

 

 

 

実際のところを調査するために、

 

 

 

 

後日行ってみました。

 

 

 

 


ついに来たぜ・・・

 

 

 先日会社が早く終わった日に、後輩のNさんを誘って行ってみました。

 

 6:10頃行ってみるともうまもなく開店という雰囲気でしたが、もうちょっと支度中のようで、「まだですか?」と尋ねると、

 

 

「ええっと、まだなんですよ

 

 

 というだけで、何時からだとも言わないので「じゃあ6:30くらいにはいいですかねぇ」と訊くと、

 

 

「あ、はあ・・・

 

 

 という商売っ気の無さ。これは、「黙っていても客は来る」という自信の現れか、それともただ営業センスがないだけなのか・・・。接客業がそのようなコミュニケーション力では困りものですぞ。

 

 

 そんなわけでその辺を30分ほどふらふらしてからようやく念願の「串.com」に入店することができました。

 

 

 カウンターに座りましたが、やはり注文は、、、

 

 

 

 

 

ケータイ方式ではありませんでした。(ちょっと残念!)

 

 

 

 まあ、いたって普通の居酒屋さんでした。つまみもちょっとひねったモノもあって、まあまあでしたね。芋焼酎と泡盛がけっこう置いてありました。

 


熊本の芋焼酎「茂作」(黒麹)。初めて飲みました。

 

 

 串.comってのは「どっと混む」という願がかけられているのかもなあ。カウンターのお兄さんは、田舎の母親に、

 

 

 

 

「オレ、、、

 

 

 

 

IT関連の会社に就職したから

 

 

 

 

とか言ってたりして!(爆)

 

 

 

 

 

ITとはもちろん、、、

 

 

 

 

 

 

 居酒屋 店  さあ!!   

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに場所はですね、JR吉祥寺駅北口を出て左前付近の狭い小路にいろんなお店や飲み屋さんが密集しているゾーンにあります。

 店は1階がカウンターで、2階もありました。

  

2006/4/22 記





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