B型人間のキャンプ HOME Amazon 無料でテントゲット!?
所長 「はい、じゃあYちゃん、これ倉庫のカギ」 私 「すんません。ありがとうございます」
ワタシは新潟が地元の会社におりまして、1999年から東京勤務になったんですけど、東京に来てから4年半ほどは車は実家に置いて車なしの生活をしていました。 でも諸般の事情から車が必要になり、実家から車を持ってくることにしたんです。それで、「クルマがあれば、キャンプにも行きたいなあ」と、また虫がうずきだし、ソワソワしていたところに、テントがもらえそうな話が舞い込んできたんです。 ウチの会社の東京事務所というのがありまして(ワタシは別の部署におります)、そこの所長が雑談の中で「誰かテントいるひといないかなあ、もう使わないんだけど」ということをおっしゃるではないですか。おおっ、これはまさに「渡りに船」ということで、 私 「あの〜、もしよかったらワタシいただいてもよろしいでしょうか^^;」 と、控えめにいうと、 所長 「ああ、じゃああげるよ。ただ、新潟のマンションの倉庫にあるんでそこに取りにいってもらえるんならだけど」 という条件だったのですが、当時たまたま会社の組合の担当で新潟にタダで行けたので、 私 「ハイッ!行かせていただきますっ!」 と訪問することを約束しました。そして冒頭部分の 所長 「はい、じゃあYちゃん、これ倉庫のカギ。テントのほかにもタープとかイスも持ってっていいから」 私 「マ、マジですか\(^0^)/ いやあすんません。所長が神様に見えますぅ」 てなラッキーな展開になったのですが・・・。
ある週の土曜に会社の組合の用事を終えたワタシは、翌日の日曜の朝、テント等をもらうべく実家を出ました。 新潟県中央部のM市から北陸自動車道に乗り、一路新潟市へと向かいます。順調に行けば1時間ほどで所長のマンションに着けるはずです。 う〜ん、コールマンのテントがタダでもらえるなんてラッキーラッキーv^^v。所長の話ではワタシがかつて使っていた無名ブランドのテントより、かなり大きいモノのようなのです。 ルンルン気分で高速を快調に飛ばします。
話はちょっと飛びますが、当時、ワタシはあろうことかヘビメタにハマっていました。そのヘビメタのなかでも、特に激烈なデスメタル デスメタルというのはですね、まあこんな感じです。
てな感じの激烈な音楽なんですが、その中に胸をかきむしられるような哀愁のフレーズが入っていたりして「ああ、これだよこれ」などといいながらひとりで悶絶していました(ええ、変わり者なんですアタシャ・・・)。
もし、万が一「素敵なヘビメタを聴いてみたい」という方がいらっしゃいましたら(そんな人はいないと思いますが)このあたりが参考になるでしょう。 参考1 参考2 参考3
そんなデスメタルを聴きながら高速を走っていました。
と・こ・ろ・が・です!
ふとイヤな感覚が頭をよぎりました。
あれ;?
あっ!
やばいっ;!
もしかして!
倉庫のカギ、家に置いてきちまったのではないでせうか(TT)
あまりのふがいなさに気を失いそうになりましたが(クルマの運転中に気を失うと危険です)、仕方がないので次のインターで降りて、罰として下道で実家に戻ることにしました。
しかし、いつものことながら、このヌけた性格アタマにきます(怒りマーク)!
そして、
まさにこのようにムシャクシャしたときこそ!
ハ〜イ、
デスメタルを大音量で鳴らすに限ります
もっと!
ギュイーンギュイーンギュイーン
もっと大きく!
おふくろ 「あら?早かったわね」 私 「いや、ちょっと・・・」
その後、なんとか所長のマンションにたどりつき、無事テント等をGETすることができました。 もらいっぱなしというわけにもいかないので、後日お礼に酒をお返しさせていただきました・・・。
はい、では今回のまとめ〜それっ!
「テントがタダでもらえます」って、いうじゃな〜い、でも、アナタのおっちょこちょいは百万円払っても直りませんから!残念!!オマエのその忘れっぽい脳ミソにカギかけな!斬り〜!
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