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焚き火の魅力・・・
♪ 燃えろよ燃えろよ 炎よ燃えろ・・・火の粉を巻き上げ 天までこがせ・・・ ♪
焚き火はいい・・・
仲間や家族と火を囲み、飲みながら、或いはつまみながら語り合うのもよし・・・
ひとり炎を見つめてボーっとするのもよし（別に炎を見つめなくとも私はボーっとしているのだが・・・）・・・
パチン、パチンと薪の爆ぜる音も大切なＢＧＭだ・・・
時折「バヂン!」とひときわ大きな音に「うわっ！」っと驚かされるのもまた一興・・・
なぜこれほどまで焚き火に惹きつけられてしまうのか・・・
形をとどめないから飽きずに見ていられるのか・・・
世話をしてやらないとやがて消えてしまうから愛しく感じてしまうのか・・・
人間がまだサルだった頃の、「野生のＤＮＡ」を呼び覚ますような「何か」があるからなのか・・・
ちなみに私は今でもサル並みなのだが・・・
冒頭の歌はキャンプファイヤーなどでよく歌われるものだが、
子供の頃にキャンプファイヤーなどで炎とともに見る光景というのは、深く記憶に刻み込まれるものだという・・・
事実、私も小学１〜２年の頃大勢でキャンプファイヤーをやったときに、ひとりで「およげたいやきくん」を歌ったのだが、
途中で歌詞がわからなくなり、全部歌えずに恥ずかしかったということを淡い思い出としてよく覚えている・・・
キャンプファイヤーや焚き火といったこの楽しい「火の遊び」を、ぜひとも子供たちに伝えていきたいと思うのだ・・・
近頃は自然への影響を考慮して、「直火禁止」のキャンプ場が多いようだ・・・
サイトにＵ字溝などがなければ市販の焚き火台を用意しなければならない・・・
私は「ユニフレーム」や「スノーピーク」などの専用の焚き火台を持っていないので（買えないのだ・・・）、
今のところバーベキューコンロで代用している・・・
バーベキューコンロの脚をはずして地面に置くのだ・・・
焚き火は、最初は細めの木を集めて新聞紙や着火剤などで火をつけると火がつきやすい・・・
火が安定したら徐々に大きめの木を入れる・・・
ただ、焚き火では何メートルもの火柱が立つほど木を入れるのは危ないからやめよう・・・
遠くに合図を送るわけでもないのだし・・・
さて、ようやく陽も落ちた。満天の星空だ。都会とは星の数も違うなあ・・・
焚き火もいい具合に用意できた・・・
ママ！子供たち！さあおいで！
今夜は、
大いに語ろうじゃないか！
・・・
（シーン）
ん？
なんだ、みんなもう寝てしまったのか・・・
まあ、今朝は早かったからな・・・仕方ないか・・・
「ホ− ホ− ホ− ・・・」
おや？フクロウくんじゃないか（嬉笑）・・・
そうそう、キミは夜更かしさんだったね・・・
じゃあ、キミが今夜のお相手だ・・・
ひとりでさびしい思いをしていたんだよ・・・
さあ、
今夜は、
朝まで語り明かそうじゃないか！
（バサバサバサッ！）
フ、フクロウくん？
そうか、そうだったそうだった、キミは夜はエサ探しに忙しいんだったね・・・
（バサバサッ！ アホー アホー アホー ・・・）
仕方ない・・・今夜はひとりでの焚き火となってしまった・・・
うむ、ひとりでやる焚き火もまた味わい深いものがある・・・
じっと炎を見つめながら、自分のなかのもやもやしたものもまた見つめ直すのだ・・・
あんなこと、しなければよかった・・・
あんなこと、いわなければよかった・・・
これからいかに生きるべきなのか・・・
どうすれば壁を破れるのか・・・
平井 堅の目は、
どうしてあんなに奥まっているのか・・・
酒をなめながら、贅沢な時を味わうのだ・・・
山の夜は意外に冷える・・・フリースなどが一枚あると重宝だ・・・
しかし、このフリースというのはもともと石油から作られているから、火にはめっぽう弱いのだ・・・
だから、焚き火をするときは気を使わなければならない・・・
「パチン、パチン、バヂン！」
おおっとっと（笑）いやいや、この薪の爆ぜる音にはいつも驚かされる・・・って、あ？
あ”＠＠；〜〜〜
「か；買ったばかりのフリース（ユニクロ990円）が〜！！」
がびーん
ぬう、私としたことが、ぬかってしまったわい・・・
まあいい、アウトドア活動にこういった不意のアクシデントはつきものだ・・・
しかし私は、
特にアクシデントに見舞われる機会が多いようなのだが・・・
ああ、何はともあれ、焚き火は最高だ・・・
炎に、夜に、星空に感謝！そして乾杯！
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