B型人間のひとりごと HOME                                      Amazon Yahoo! JAPAN   Google

今日も登山に行けるのは、カーナビくんのおかげです?



 
 

  先日、ひとりで山梨にある「瑞牆山(みずがきやま)」というところに行き、登山を楽しんできました。山登りは現在最もマイブームなワタシの趣味なのですが、週末に家族をほったらかしにして父ちゃんが出て行くわけにもいかず、なかなか行く機会には恵まれません。

 ところがいろいろあって、先日なんとか日帰りで単独で山に行ける日をひねり出すことができました。8月以来3ヶ月ぶりの登山だったのですが、なにせ急に決まったのでトレーニングもしてないけど、どこにするかな〜と思い、いろいろ検討した結果、「日本百名山」のひとつである「瑞牆山」を選びました。その山行記録はコチラです。

 

 

 

 

 とある日曜日に行くことにしたのですが、前日の土曜日からもう嬉しくてソワソワし、早めに寝たのに土曜の11時頃に「パチッ!」と目が覚めたらもう眠れなくなってしまいました。

 「ええい、ちょっと早いけど現地に行ってまた仮眠すればいいや」ということで、登山用具と布団をステップワゴンに積み込み、カーナビの目的地を「瑞牆山荘」にセットして、国分寺(東京です)の自宅を夜中の2時半に出発しました。

 

 すると、出発してすぐ、近所の道路を小動物がトコトコ歩いていきます。なんと、、、

 

 

 

 

 

 

 

タ、タヌキ?

 

 間違いありません。実家のある新潟の田舎でさんざん見ましたから。タヌキというのは夜行性で、なおかつ光を見ると立ち止まってしまう習性があるのですね。だから田舎ではクルマにひかれちゃったタヌキくんを時々見かけるのです。

 う〜ん;国分寺も緑が多いとはいえこんな街中でタヌキを見かけるとは・・・。でも、なんかいいことあるかな・・・。

 

 

 

 

 

 

 いつもは混んでる道も、中央道もさすがにこの真夜中だけあってガラガラ、快調に走ります。ETCも利用者が増えてるっていうけど、やっぱり関東ではあると便利ですよね。夜中だったので料金も割引になってました。

 本当は須玉ICが最寄りのICなのですが、別に急ぐ旅でもないので勝沼ICで高速を降りました。

 そして、登山用の食事を持ってこなかったので、通り道のコンビニでおにぎりでも買うつもりで国道20号を進んでいきました。

 

 

 

 

 

 

 ところで、ワタシは最近10年間乗ったレガシィからステップワゴンにクルマを乗り換えまして(2005年10月)、今頃になって初めてカーナビというものを体験しました。

 クルマを買う前は、カーナビをつけようというカミさんに、「カーナビ?そんなモノはいらん!今まで10年以上カーナビなしで生き抜いてきたじゃないの。オレ様の野生の勘で十分だ!」 (その野生の勘で何度路頭に迷ったことか・・・)

 と、タンカを切っていたのですが、会社の同僚があると便利だっていうし、度重なるカミさんの説得もあって結局つけることにしました。ところが今では・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カーナビって、ス・テ・キ( )」

 

 

 

 目がハートマークになるほどカーナビが楽しくって遊びまくってます。ホンダの純正カーナビの機能等についてはこちらに少し書きました。

 そのカーナビの機能の一つに、「音声操作」があります。発話ボタンを押してから、例えば「自宅へ誘導」などと言えば、自動的に目的地が自宅に設定されます。また、「近くの駐車場」と言えば、出かけた先の付近の駐車場を検索して「○○m前方にあります」とか教えてくれて、「ここに行く」というと、案内してくれます。

 

 

 そして、いよいよ目的地も近づき、そろそろコンビニに寄ろうかなということで発話ボタンを押し、こう言いました。

 

 

 

 

 

 

 

「この先のコンビニ」

 

 

 

 こう言うと、目的地までの経路上にあるコンビニを教えてくれるのです。

 カーナビ君が検索しています。

 

 

 

 

 

[ケンサクチュウ・・・]

 

 

 

 

 

 

 

[・・・]

 

 

 

 

 

 

 

[ピッ!]

 

 

 

 

 

 

「おっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[コノサキ、コンビニハ アリマセン]

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

な、にいっ!?ないだとそれじゃあこまるんだよ、チィィ!」

 

[ワタシノセイデハ アリマセン]

 

 

 

 う〜ん;しまった、また国道の賑やかなところまで戻らねば・・・

 ということで山へ向かっていた道を左へ折れて国道方面に戻ると、ほどなく「ヤマザキデイリーストア」がありました。なんだ、目的地までの経路上にはないけど、こんな近くにあるんじゃないか。「近くのコンビニ」と言えばよかったのか。融通が利かんな・・・。でもこの機能がなかったらもっと山奥まで行っていたかも・・・。

 

 

 

 

 

 コンビニでおにぎりなどを調達し、一路「瑞牆山荘」へと向かいます。次第に山の中に入っていき、灯りもなくなってきました。

 それにしても、今のクルマのライトってホントにくっきり見えていいんですね。ディスチャージライトっていうんですか。ハイビームと合わせて使うとまるで昼間走っているのと変わらないほどです。最近まで乗っていた10年前のレガシィのライトは、今思うと黄色がかって「もや〜ん」とした光でした。

 明るいライトに照らされた山道をスイスイと走っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 ところがです。

 

 

 

 

 山道を進んでいくと、前方にトンネルが見えたのですが、なぜかそのトンネルの入口をふさぐように、

 

 

 

 

 

 

白いセダンが横向きに停まっているのですね(大汗;)

 

 

 

 真夜中の山中でのこの不気味さ、想像できますでしょうか?

 

 

 

(・・・なんなんだよ、おい・・・。いったいなにごとなんだよ ( ̄◇ ̄;) )

 

 

 

 なんかいや〜な気分になったのですが、近づいてみたらそのトンネルは旧道のトンネルのようで通れなくなっているみたいで、その前で駐車していたようでした。道は右へとカーブしていました。

 

 なんだ、まったく、脅かさないでくれよ・・・こっちは小心者なんだから・・・。

 

 

 

 

 

 

 更に進むと、いよいよ林道のような道になってきました。灯りはまったくなく、ライトを消せば真っ暗闇です。小心者のワタシはだんだん背筋が寒くなってきました。

 

 (ううむ、この雰囲気でJAZZなどしっとりと聴いている場合ではないな・・・。そうだ!こんなときこそ・・・)

 

 ということで、かつてヘビメタマニアだったときの経験(?)を活かし、ヘビメタをガンガン鳴らすことにしました。HDDに入れてあるので操作も楽々。

 

 

 

 

♪ジャ〜ジャ〜ジャン、ジャラッジャジャンジャンジャーン、ファイヤー!

 

 

 

 

(もっと大きく!)

 

 

 

 

 

 

 

♪デケデケデーン デケデケデーン セイッ! ッ!!

 

 

 

 

(もっと大きな音で、カマーン!)

 

 

 

 

 

 

 

 

♪ズドバリズキュズキュ ギュイーンギュイーン 

ギュイイーーーーン!!!

(前にもこういうの書いたような・・・)

 

 

 おかげで寂しくなかったです。

 

 

♪♪
♪♪

 

 

 

 そして目的地の駐車場に5:20頃着きましたが、まだ暗かったので明るくなるまで仮眠しようと思い、2、3列目を平らにして、持ってきた布団にくるまって寝ようとしました。クッションを枕にしたら、寝心地は悪くなかったです。

 でも目が冴えて結局眠れないまま、明るくなってきたので山を登ることに。全行程6時間でした・・・。

 

 

 

 

 

 

 帰りは林道の「クリスタルライン」を通って帰りました。景色は良かったのですが、沿道にはお店の1軒もなく、ストイックな道ではありました。おまけに寝不足と登山で疲れ切った身体には距離が長すぎました(XX)。

 

 帰りの道中も仮眠をとらず、、家に着いて風呂に入って飯を食ってやっと寝ることができました。オレも意外にタフだな。その夜はさすがに10時間爆睡しました。

 

 それにしても、やっぱりカーナビの力は偉大ですね。知らない土地でも目的地さえセットすればどこにでも連れてってくれます。もっと早く使うんだった・・・

 

 それでは今回のまとめっ!

 

     ♪みずがき山に行けたのは〜 カーナビくんのおかげです〜

              カーナビくんよありがとう〜 居眠りしたら起こしてね〜♪

                                             [ソウイウノハ ヤッテマセン]

 

 

B型人間のひとりごと  B型人間の山歩き  HOME

Copyright(c) B・Y.All rights reserved. プライバシーポリシー