B型人間のひとりごと B型人間的新潟の投げ釣り ブログ HOME Amazon Yahoo! JAPAN Google
それは2011年8月のお盆のこと。
長男と2人で、新潟東港あたりの海に遊びに行きました。
新潟県中越地区(県の中央部)にある私の実家から、北陸道で新潟市方面に向かいます。
今日は私の実家と同じ市内にある、私のカミさんの実家に遊びに行くことになっています。 ですので、11時半までには家に帰らなければなりません。
んで、余裕をみて、家を6時頃に出てきました。
そして、1時間ちょっとで、まずは新潟東港北側の網代浜にやってきました。
今日来たのは海水浴ではなくて、網代浜には大きな堤防があるのですが、その堤防の様子を久しぶりに見たくてやってきました。
さて、クルマをどこに停めようかと思ったら、網代浜の港内の小型船が停泊している付近に車がたくさん停まっています。
堤防に上がるにもその辺が近くて便利だし、じゃあそこに停めさせてもらおうと思い、ゲートのようなところを越えて入って車を停めました。
んで、網代浜の堤防へ。ここにくるのはおそらく13〜14年ぶり。むかーしここで秋にキス釣りをし、爆釣した思い出があります。
当日の網代浜堤防はこんな様子でした。
うーん、やっぱりいいなあ、海は、堤防は。青空だから、今日はさらにいい。
この広々とした堤防の開放感。どこで釣ろうかと考えるだけでワクワクします。ポイントを探す宝探し的感覚も、釣りの楽しみの一つです。
さて、堤防を見終えて駐車スペースに戻ってきました。
ふと見ると、駐車スペースへの入口のゲートが閉まっています。ゲートは、横に開けるタイプのもの。
なんだ、ここはいつも開いてるんじゃないのか、と思いゲートのところに行ってみました。
すると・・・
なんと、
カギがかかっています。
ということは、
駐車場に、閉じ込められてしまいました(ガーン)
( ̄◇ ̄; ) う、うそだろ〜〜 ;マジかよ;
この駐車スペースは船舶の所有者の方の専用の場所のようで、その方々はきっとカギをお持ちなのでしょう。だから部外者は立入禁止ということなんだと思いました。
う〜〜ん; 想像もしない事態に打ちひしがれてしまい、グゥの音も出ません(困) あ〜、11時半までに帰らなきゃならないのに・・・
今は9時です。
「時間を守る」というのは、私の人生信条のひとつです。 子供の頃から今に至るまで、何らかのアクシデントがあった以外に、約束の時間に遅れたという記憶がありません。
都合の悪いことは、記憶から消えるタイプではありますが。
さ〜〜〜て困った; どうすんべ;
予想もしない事態に、完全に気は動転しています。
ところがです。
運転席に座ってぼんやりと外側道路を見ていると、一台の車がやってきて、フェンス入口付近に停まりました。
(これはもしや、鍵を開けてくれるのでは !?)
おお〜、 ラッキー v(^^)v
これぞまさに、「渡りに船」ならぬ、「渡りに車」。 いや〜、ほぼタイムロスもなく出られてよかったよかった。
鍵を開けてくれた人に軽く会釈をして駐車スペースから出ると、駐車スペースと道路を区切るフェンスには「立入禁止」みたいなことが書いてあった。そうだよなぁ、オレみたいなアホが、こういうことになるからなぁ・・・
危うい状況をほとんどタイムロスなく切り抜けることができ、まだもう少し時間に余裕があったので、今度は新潟東港の南側の島見浜に行ってみることに。
で、やってきました島見浜。
島見浜はかつてキス釣りに訪れたことがありますが、縦堤には上がったことがなかったので今回行ってみることにしました。
島見浜には大小織り交ぜて、多数の縦堤が伸びています。
まずは一番右手の大きな縦堤から長男と2人で行ってみました。
うむ、やはりいいねぇ、海は。
海は広いな〜大きい〜な〜♪
と、思わず口ずさんでしまいたくなるような無限の空間の広がり。
私は現在東京に仮住まいしていて、日頃はコンクリートジャングルの中で都会のネズミのような生活を強いられているので、新潟に帰ってきて海に来ると、何とも言えない解放感があります。
私は1999年から仕事の関係で東京に仮住まいしていて、この文章を書いている現在(2012年5月)も続いています。
新潟に住んでいたときはキス釣りが好きで、シーズンには休みになるとせっせと海に通っていました。
しかし東京勤務になってからというもの、当然のことながら新潟でキス釣りをする機会は激減し、年に数回程度になってしまいました。
そして、東京にいながらも (新潟の海に行きたいなぁ) という気持ちが常時あって、海に行ったときに撮った写真と、過去のキス釣りの経験との合わせ技で、新潟のキス釣り場紹介のページがいつの間にかできてしまいました(B型人間的新潟の投げ釣り)。
この、新潟の海への愛と情熱とねちっこさを仕事においても発揮したならば会社での評価及び評判も高まろうというものなのですが、なかなかそうも行かないのが偏屈な人間の悲しさであります。
車に戻ってきました。
まだ時間もあるし、ついでだから島見浜の別の縦堤の様子も見ていこう。
そして隣りの縦堤付け根付近に移動してきました。
私はまだ 行く気まんまん なのですが、長男はちょっと疲れた様子で、車にいるとのこと。
じゃあオレは1人で行ってくるから、何か飲みたかったら近くに自販機があるから買ってきな、ということで小銭を渡しました。
暑いことだし、エンジンはかけたままでクーラーをつけておいてやりました。
で、私はまた島見浜の縦堤へ。
うーーーん、いいねえ。いいよ。島見浜の堤防。いつかぜひキス釣りに来てみたい(でも何年後?)。
さーてさて、写真もだいぶ撮ったし時間もちょうどいいし、そろそろ帰るべかということで車に戻ってきました。
ところがです。
うちの車の後部に、飲み物が置いてあるのが見えます。
・ ・ ・
なんでだ?
近づいてみると、やはり飲み物です。
車を停めるときにこんなモノはなかったはずだ。長男が買ったものだろうか?
車のドアを開けようとすると、あれ? 開かないぞ。 しかも、長男がいない。
こっちのドアは? あれ? こっちも開かないな。
後ろのドアも開かない。しかし、エンジンはかかったまま。
ははァん、
わかったぞ!
長男はジュースを買いに行くときに、気を利かせて車をロックして行ったんだな。
それで「閉じ込め」に遭ってしまったんだな。
ということはだ、
なんと、
網代浜に続き、本日2度目の「閉じ込め」(内容は違うけど)。
ホントにこんなことがあるんですか?
♪ ホントカイナ ホンマカイナ ホントカイナ ホンマカイナ♪
これでは、
約束の11時半に、間に合わないぢゃないか。
ほどなくして、長男が落ち込んだ様子で戻って来た。私を探しに行ったのだろう。
顛末は私の想像した通りだった。しゃがみこんで泣く長男。私自身、カギの閉じ込めは初めてだ。
そして、これも私は初めての、JAFを呼ぶハメに。
混んでいて1時間ほどかかると言われたのだが、予定より早く30分ほどで来てくれた。
はい、カギの閉じ込め直しは12,500円ね♪ ぼく、会員じゃないから。
JAFを呼ぶようなヘマはしないだろうということで会員になってなかったんだけど、
自分はヘマらなくても、子供がヘマりますから! 残念!!
私はそんな単純でわかりやすいヘマはしない。どうせなら、もっと高尚なヘマをする。( 高尚なヘマ、上品なヘマ、大河ヘマ )
まあね、車に乗って出かけると、こういうことがあるのだよ。子供にも勉強になっただろう。
そんな勉強はいいから、学校の勉強も、もうちっとやってほしい
のだが。
んで、結局カミさんの実家に着いたのは1時半か2時頃だったか。
「約束の時間には遅れない」という私の人生信条は、あえなく新潟の海の向こうに砕け散ったのでありました。
OWARI
B型人間のひとりごと 新潟東港 網代浜 島見浜 ブログ HOME Copyright(c) B・Y.All rights reserved. プライバシーポリシー |