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1991/8/31 広州

 

 いよいよ今日で中国も最後なので、広州の街を見物にレンタル自転車で出かけた。夜は夜行フェリーで香港に行く。

 

 

 

 

 

 光孝寺(左)は日本と同じ線香の匂いが漂い、巨木がたくさんあって静かで涼しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 次は孫文を記念して建てられた中山記念堂(入場料2元:約52円)を見た(右)。

 そのあと、やたらデカイ中国の国中の産物を集めたお土産センターでちょこっと買い物をし、近くのホテルの喫茶店でアイスコーヒーとサンドイッチを食べた。冷房が効いててサイコー!

 

 

 

 

 

 

 夜は泊まったホテルの近くで夕食をとり、昨日知り合った日本人のおばさんにいろいろとまた香港の話などをしてもらい、お礼を告げて香港行きフェリー乗り場へと向かった。

 昨日も行ったので道はわかっている。(今日で共産圏ともお別れか・・・)などと感慨にふけりながら歩き、30分ほどでフェリーのチケット売り場に着いた。ところがだ。


 

 「セカンドのBを1枚」と頼むと、

 「香港行きですか?」と聞かれた。

 「そうだ」と答えると、

 「今日は香港行きはありません。マカオ行きしかないです」というではないか。

 

 

 

 な、

 

 

なにい;〜っ!?

 

 

 香港行きはない?なんで?  そんなの聞いてないぞ;?

 

 

 「本当にないのかっ(怒)!!」 

 「はい、本当にありません」

 

 

 重い荷物を背負ってここまで意気揚々として来たのに、いきなり荷物が重くなった。ガックリ・・・。しばらくチケット売り場の前に腰を下ろして呆然としてしまった。

 

 (こうなったら仕方がない、マカオに行っちまうか・・・)とも考えたが、万が一マカオから香港へのチケットが取れないなんてことになって9月4日の朝までに香港に着けなかったら、日本に帰れなくなってしまう。

 

 仕方なくトボトボとホテルに引き返した。

 

 


 

 

 ホテルに戻って例のおばさんのところに行くと、驚いた顔で「あらまあどうしたの!」と言われた。そりゃびっくりするのも無理はない。理由を説明すると、そんなこともあるのかと、驚いた様子だった。

 というのは、このおばさんは学生時代に広州の大学に中国語を学びに1年間来ていたことがあって、毎週土曜になるとナイトフェリーで香港に遊びに行ったそうで、今までそんなことはなかったから思いもしなかったそうだ。それに、てっきり俺がチケットを持っているものと思っていたそうだ。

 

 で、結局その晩は昨日と同じ20元の部屋に泊まることはできず、5階の25元の3人部屋に泊まることになった。その部屋には日本の学生と、スウェーデン人がいた。このスウェーデン人といろいろ話した(怪しい英語で)。

 

 


 


 

 スウェーデンでは給料の30%を税金で持っていかれ、消費税は25%だという。日本の消費税は3%だというと、

 

「オと言っていた。

 

 しかし、スウェーデンでは社会人でも必ず年に4〜5週間の連続休暇が取れるからよいが、日本人は働いてばかりいてかわいそうだ、とも言っていた。よくしゃべる外人で、楽しかった。

  

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