B型人間の海外歩き:中国編 ブログ HOME Amazon Yahoo! JAPAN Google 1991/8/29、30 ウルムチから広州へ
8/29、今日は終日ホテルでゴロ寝。思い起こせばこんなの中国に来てから初めてだ。明日はいよいよ広州へ飛んで戻る。 (写真はホテル前の風景)
9:45分、ウルムチ空港(写真)から飛行機で離陸。新疆ともお別れだ。離陸して15分ほどで天池が見えた。あれほど広いと思った天池が、当たり前だが小さく見える。ボゴダ峰も雪化粧して美しい。 2時間ほど経つと青海湖の上を通った。青海湖は中国最大の塩水湖でもあり、さすがにデカかった。かなり上空を飛んでいるはずなのに、眼下に収まらない。中国国内で海の上を飛んでいる不思議な感覚だ。しかし、どうして中国の湖はみなあんなにきれいな水色をしているのだろう?
そして2時に広州着。空港に着陸するとき、広州の街の上をギリギリに降りていくような感じですごかった。 飛行機から出ると、「うわっ!」と思った。クソ暑いのだ。新疆の砂漠地帯も暑いのだが、向こうは湿度が低いので日陰に入ればまだ涼しいのだが、広州はとんでもなく湿度が高く、じっとしているだけで汗がダラダラ出てくる。 空港からいったん広州駅(右写真)に行き、駅からバスで前回も泊まったホテルへと向かった。なんだかんだで空港からホテルまで2時間半もかかってしまった。
明日はフェリーで香港へ行くので、乗り場の確認に出かけた。港までは歩いていって、帰りは2階建てバスに乗った。中国にもオンボロだが2階建てバスがあるのだ。香港から入ってきたものだと思う。
夜はドミトリー(多人数部屋)で一緒になった日本人の女の人(35才くらいか?)と話した。 このホテルに一週間ほどいるが、ベッドが不潔で虫に刺されてかゆくて大変だという。 この人も世界中いろんなところへ行ったことがあり、ヨーロッパ、モロッコ、シリア、ヨルダン、イスラエル、エジプト、バーレーン、トルコ、ギリシャなど、かなりマイナーなところまで行っている。 中東の人は総じて親切でいい人が多いという。例えば、自分がお腹がすいたら、自分ひとりで食べるのは悪いから、周りの人にも食べ物を配ってから食べるのだという。 そして、この女の人が言うには、「のどが渇いたなあ」という仕草をすると周りの人が水をくれ、「お腹がすいたなあ」というふうにすると勝手にパンが出てくるという感じだったそうだ。 それにしてもいろんな国に行っていてすごい。アラブ諸国とイスラエルに行っている人は初めて会った。 イスラエルに行ってから他のアラブ諸国に行くと、パスポートにイスラエル入国記録があるせいで国によっては入国を拒否されることがあるそうだが、アラブ諸国を巡ってから最後にイスラエルに行けば問題はないそうだ。
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