洞 川
（新潟県糸魚川市）
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親不知漁港 親不知海水浴場 投岩・鬼ケリ岩 勝山 青海川河口
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深谷トンネル出口に若干の駐車スペースあり。
国道から洞川のポイントを見た図（やや古い写真）。
右に行くほど拡大図になっています（やや古い写真）。右写真奥に見えるとがった岩は、親不知の鬼ケリ岩・投岩。
中央写真の護岸帯で投げ釣り可能。場所を選べばテトラの間から取り込みができる。
以下は2016年6月の写真
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| 海岸に下りる道がついている。 | |
洞川で釣れたキス。
・糸魚川から親不知方面に走り、子不知高架橋を過ぎて深谷トンネルを出ると、出口左側に少し駐車スペースがあり、海岸になんとか下りることができる。
ここが洞川（どうがわ）のポイント。この付近の山から流れ落ちる洞川の名前が、ポイント名となっている。これぞマニアックな釣り場。普通の人はこんなところで釣りができるということすら思い浮かばないだろう。
海岸へ下りて左手に行き、洞川の細い流れを越えると足場の良い護岸帯となっていて、ここで投げ釣りができる。護岸の高さは海岸から２〜３ｍほどあるだろうか。２〜３色以内は岩礁帯で引っかかるようなので、遠投して３色くらいまでサビいて手前は手早く巻き寄せるのがベター。2016年6月18日のここでのキス釣り日記はこちら。
・海岸を更に左へ歩いていくとちょっとした岸壁があり、かつて私はその岸壁の奥のほうで釣ったことがある。ただ、昔よりテトラが置かれて釣りづらくなっているようにも見える。付近は岩礁帯混じりなので、私はジェット天秤を使って釣った。良型のキスや、根魚の大きいのもいたりする。
・私は釣り仲間の先輩たちに連れて行ってもらって、この釣り場を知った。1996年か97年頃だと思う。
海岸に向かって左手の崖下の釣り場で投げ釣りをした。ナイロン糸の４号をラインにしてテーパーラインは使わず、ジェット天秤をラインに直に結んで、えいやっ！と投げた。
すると、何投目かに、仕掛けが横走りするようなアタリが来た！
上がって来たのは21ｃｍのキス。驚くような大きさではないが、まずまずの型だ。
なにより、あんなヘンテコな崖の下の釣り場でキスが釣れた感激は、今もって昨日のことのように思い出される。
私は、あの日の感動を一生忘れることはないだろう。
・もう昔話だが、私の釣り好きのいとこ（投げ釣りの師匠）が、かつてここに一人で夜釣りで「２泊」（゜◇゜;） したことがあるとのこと。でっかいキスやらなにやらいい釣りをしたそうなのだが、もし釣りでなければ、夜なんか人っ子一人いないし、真っ暗闇だし、とても怖くて一人でなんかこれないところだそうだ。ところが、釣り道具を持ってくると頭の中が「魚でいっぱい」になっていて、師匠曰く、「頭がパッパラパー」になっているから怖くない、とのこと。「我こそは」という方、よかったらチャレンジしてみてください。
・実は、親不知周辺はこの洞川に限らず、国道８号脇の崖を下りていくと釣りができるポイントが少なからずある。そうしたポイントを探してみるのも楽しいだろう。私は知り合いに連れて行ってもらったことがあり、そのときは４月でさすがにキスの型を見ることはできなかったのだが、とても雰囲気のいいところで、盛期ならぜひともまた訪れたいと思った。
ただ、急角度の斜面を釣り道具を抱えて下りることになるので、できれば経験者に同行してもらうのがいいと思う（そんな人は滅多にいないと思うが・・・）。行く場合は自己責任でお願いします。盛期に行けばいい釣りができる！・・・はず。
・洞川に行ったことがある人は分かると思うのだが、ここの地形は、海岸線から山側にへこんだその奥に洞川が流れている。
この地名の由来のヒントになるかと思われる文章を見かけたので、ここに引用させていただきます。
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エキもホラも谷あいの地形地名であると共に、そこに見られる集落地名でもある。 谷川健一著／「日本の地名 |
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