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赤城山(黒檜山〜駒ケ岳)

(群馬県前橋市他)


 

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コース、タイム
赤城山(黒桧山)登山口駐車場6:40〜山頂8:15〜山頂発9:10
〜駒ケ岳10:00〜駒ケ岳登山口10:50〜赤城山(黒桧山)登山口駐車場11:20


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 2005/5/28、実家の用事で群馬に行くことになり、ちょっと時間もあったのでハイキングにでも行きたいなあと思って調べたところ、「赤城山は登山入門コースにちょうどいい」ということがわかり、またまた長男を引っ張り出して行ってまいりました。

 今回は夏のボーナスをアテにして買っちゃった「LEKIのストック」を何としても使ってみたく、持って行きました。

 

 赤城山(黒桧山)登山口6:40

 今回は登山口まで車で行きました。登山口のすぐ前が駐車場になっています。のっけから急登となります。

 今回も長男を先頭に行かせることに。

 B型人間Y「隊長、今日もよろしくお願いしますね!」

 長男「よし、わかった!」

 

 笹の茂る急登を乗り越え、林間の登山道を進むと15分ほどで最初の展望場に着きます。

 写真は地蔵岳と大沼なのですが、この「大沼」って、「おの」と読むんですね。今回の登山の下調べをしていて初めて知りました。ずっと「おおぬま」って読んでました。同様に「小沼」は「この」と読むようです。

 画像左側の真ん中あたりにある赤い建物が赤城神社。
 

 

 頂上まで、林間と上記のような光景が見える稜線を大きくジグザグに歩く感じでした。

 

 

 

 標高の高さからか普通のツツジは見当たらず、写真のようなミツバツツジ?が咲いていましたが、まだ蕾のほうが多く、花の本番はこれから梅雨時にかけてなんだと思います。

 

 

 1時間ほどで「猫岩」に。どれが猫岩なのかわかりませんでしたが、大きな岩がゴロゴロしていました。

 赤城山はかつては火山だったのでしょう。火山の噴火でできた石や岩の上に、長い間に土がついて現在の姿になったんだと思います。とにかく登山道はひたすら「土と岩」というイメージでした。

 

 


 このあたりを過ぎたところで下山の団体さんとすれ違うことに。「すいませ〜ん、46人おりま〜す」と言いながら先導役の人が通り過ぎて行きます。その後をオバさま達が「すいませんねぇ」などと言いつつゾロゾロ下りてくる。しかし、さすがに46人の通過は待っていられません。オバ様たちの間をぬって行かせてもらうことに。

 長男がオバ様達の間をスイスイと通り抜けていくと、「あら、えらいわねえ」とか「がんばって」などと声を掛けられ、余計に張り切って歩いていきます。

 

 頂上も近づいてきたところで、「パパ、ストック使ってもいいでしょ」というのでひとつを長男に渡しました。

「どうだい、使い心地は?」

「やっぱりストックがあるとらくだねぇ〜」

 

 8:12赤城山(黒桧山)、駒ケ岳分岐

 

 ここまでくれば山頂まではあと100mの平らな道を行くだけ。

 

 

 

そして8:15、なんとほぼ標準コースタイムどおりに山頂に到着。う〜む、長男も成長の跡がうかがえるか・・・
 


 

 本日は残念ながらガスがかかり山頂からの展望はなし。晴れていれば谷川岳、日光白根山、皇海山などが見えると聞いていたのですが・・・

 山頂に温度計があったので見てみると14度でした。

 

 


山頂で軽く食事を済ませ、休憩していると少し青空も見えてきました。

 

 

 

しかし、結局周囲の山が見渡せるほどにはならず、9:10、下山することに。

下山は来た道をまた下りるか、駒ケ岳の方を周って下りるか迷ったのですが、お昼までに前橋に戻ればいいので思い切って駒ケ岳に行くことにしました。

 9:20、駒ケ岳分岐

 駒ケ岳分岐に来たのですが、自分がイメージしていたのよりも急角度に右に曲がるので、「おや?」と思いました。

 実は今回は登山地図を持ってこなかったのです。事前に入念に調べたつもりだったし、駒ケ岳の方を周ってもそんなに迷うような登山道とは思えなかったからです。でも、自分がイメージしていたのとちょっと違ったので違和感がありました。

 今回の赤城山のような、キチンと整備された山ならまず道を間違うことはないのでしょうが、やはり地図を持っていくのはこころがけたいですね。思い込みは危険だと、改めて思いました。


 


 


 駒ケ岳への登山道は木の階段が整備されていて、それはそれは歩きやすうございました。

 さて、ワタシの苦手な下り道となってきたのでこの辺でLEKIのストックを取り出します。しかも2本!「下り坂もこれさえあればもう平気!」と、ガシガシ下りていきます。

 実は、この夏は何としても北アルプスに行ってみたく、ついてはストックがあったほうがいいだろうなあと思い、新大久保の石井スポーツ本店に行って訊いてみました。
 

 

B型人間Y 「あの〜、登山用のストックにはスキーで使うような「ストック」と、持つところがT字になってる「ステッキ」がありますけど、どう違うんですか?」

店員さん 「はい、それはですね、「ステッキ」は1本で使う方が圧倒的に多く、しかも下りで使用されることが多いと思うのですが、どうしても手に体重がかかりがちになるので、変な突きかたをすると手首を「グキッ」とやってしまうことがよくあるんですね。また、多くの登山者の方が「ステッキ」をお持ちになっていると思うのですが、それは一般のスポーツ店やホームセンターなどでは圧倒的に「ステッキ」を置いているほうが多いからなのだと思います」

 なるほど、そう言われてみればホームセンターなんかの登山用品コーナーで見るのは「ステッキ」ばっかりだった気がするぞ。

店員さん 「欧米では、山を歩くときは「ストック」を持ち、しかも必ず「2本」使うんですね。日本人はなぜ1本しか使わないのか、彼らは不思議がっています」

 ほほう、わかってきたぞ。「ダブルストック」を使っていれば、「あの人は山歩きをちゃんと知っている人だ」と思われるのだな・・・

 というわけで、「じゃあこれください」と、ボーナス払いでLEKIのストックを2本購入したのですが・・・

 

 
左写真は黒桧山と駒ケ岳の鞍部より駒ケ岳を見る。右写真は鞍部より黒桧山。
 


 駒ケ岳10:00

 駒ケ岳山頂にて。また標準タイムで来てしまった。相変わらずガスがかかっているが、そのガスが目の前をぶわ〜っと通り過ぎていく。

 「りょうくん、あの白いのが雲なんだよ」

 「へぇ、天国みたいだね!」

 

 

 ストックを突き突き歩いていたのですが、なんかじゃまくさくてかえって疲れるような気がしてきました。何せ普段は一日中机に座ってパソコンとにらめっこみたいな仕事をしていて、冗談じゃなく、マジで鉛筆とマウスより重いものを持ったことがないような状態なので、こんなストックですら持つのがいやになってしまいました。ああ、いちまんごせんえんも出して買ったのに(TT)・・・

 まあ、北アルプスのような長大な山の下り坂ではきっと真価を発揮してくれるさと自分をなぐさめつつ、手首も痛くなったので(なんという弱さ・・・)ザックにしまい、また歩を進めました。


 

 

 このような階段も整備されていて、本当に歩きやすかったです。

 

 

 

 駒ケ岳登山口10:50

 ここまでもほぼコースタイムどおり。よく整備された道のおかげか、長男が成長したからなのか、思ったより早く着きました。

 下山途中「疲れた疲れた」と言っていた長男も、沼に行って魚を探したいようで、大沼が見えてくると駆け出しました。

 

 

 

 

 大沼前の道路より黒桧山。お手軽なハイキングコースでした・・・

 

 

 

 赤城山(黒桧山)登山口11:20

 大沼に寄って遊んできたのでちょっとタイムロスしましたが、大人が普通に歩けば、駒ヶ岳登山口から黒桧山登山口までは20分もあれば着くでしょう。

 私たちが戻ってきたとき、ちょうど観光バスが着いてこれから団体で登山を開始するようでした。さすが交通の便のいい「日本百名山」。

 

 

 せっかく買ったストックをうまく使いこなせなかったのがくやしいので、あれから毎日鉄アレーを持ってスクワットをして鍛えています。うお〜ぜったい北アルプスガシガシ歩くぞ〜!

 

今回の教訓:その1、登山には地図、コンパスを必ず持って行きましょう。

        その2、ストックを持っただけで疲れているようなやつが北アルプスの縦
                           走なんかできません。体力づくりをしましょう。

 

 後日後記:その後北アルプスの「五竜岳〜鹿島槍ヶ岳」を歩いた記録はコチラです。

 



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