南アルプス三景園オートキャンプ場（山梨県北杜市武川町）

(2004/9/18、19、20)

　去年初めてこのキャンプ場を利用させてもらったのだが、キャンプ場の雰囲気が抜群に良かったのでまた今年も行ってきた（去年のレポートはコチラ）。去年と変わらず、場内はもちろん水場やトイレも清潔で快適にアウトドアを満喫することができた。私はなるべくいろんなところに行きたいタチなので、よほど気に入らないとリピーターにはならないのだが、このキャンプ場はそんな私をリピートさせるに十分な魅力を持ったキャンプ場なのです。南アルプス三景園オートキャンプ場、おすすめですよ！

9月18日

　
管理棟。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回は大武川沿いのＣサイト（人気スポット）がいっぱいだったためＤサイトに。

　場内やキャンプサイトには砂利が敷き詰められ、明るい雰囲気で水はけもいい。樹木や巨石でサイトが区切られていてプライベート感覚もそこそこ配慮されている。いや～ほんとによく作ったよ、このキャンプ場。私ももしキャンプ場を経営できるならこういうキャンプ場が理想だなあ。
　炊事場の流しはきれいだし、トイレもログハウス作りで、「男子トイレのトイレットペーパーが三角折り」になっている細やかさ、いや～素敵過ぎます。

　
場内の様子。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キャンプ場入り口付近。

　
キャンプ場の脇には大武川が流れます。南アルプスの天然水。　　　　　　　八ヶ岳の裾野（右側）が見えます。

　
木立に囲まれたログコテージ。来年はここに泊まりたいな。　　　　　　　　　　専用焚火台はなくても、バーベキュー道具を応用すれば十分。

　夕方、車で10分ほどのところにあるむかわの湯へ。安いし新しくて設備もいいし、サイコー！

9月19日　

　キャンプ場二日目は、私と長男は好展望が望めるという夜叉神峠へハイキング。妻と長女はキャンプ場でまったり、ということに。もう少し詳しいレポートはこちら。よかったらご覧下さい。

　　
夜叉神峠登山口。　　　　　　　　　　　　　　　　延々と登り坂で、確かにきつかった。　　　　　　　夜叉神峠小屋。

　通常のコースタイム1時間のところ、すぐ「疲れた」、「おんぶ」という長男をだましだまししながら1時間半かけてなんとか登った。夜叉神峠からは南アルプスの北岳、間ノ岳、農鳥岳などが見れることを期待して登ったのだが、当日はあいにくガスがかかって表記の三山は見えなかった。ラーメンを作って食べた後で下り始めたところ、子供は上りの苦労などどこへやら、水を得た魚のようにビューンと下っていく。しかし、このワタクシもトシなのか、下りのほうがヒザへの負担がきつい。途中で休むと、あたかも生まれたての小鹿のように膝がガクガクと震えるありさま。足の裏も痛いし。ということで、後日登山用品店にてこのようなインソールを購入したところ、症状はかなり改善いたしました。下りは早く、40分ほどで下りてしまった。

　
よくがんばったね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜叉神峠小屋前のキャンプ場。

ハイキングから帰ってきたら置手紙があり、妻と長女は近くの喫茶店で食事をしているとのこと。行ってみることにした。

　キャンプ場の入り口にあるのですぐわかります。中はウッディで、なんと全部ご主人が自分で作られたとのこと。東京で働いていて、東京の自宅で部品を作っては運んで、なんと９年かけて作り上げ、退職後に移り住んだそうです。私もご主人の打ったそばとてんぷらをいただいた。てんぷらの具のひとつに「りんごのてんぷら」があった。初めて食べたが、うまかった。ご主人はおしゃべり好きのとても気さくな方で、中を自由に見ていいというので見せてもらった。最上部に上がると八ヶ岳がよく見えた。１泊2食6000円で宿泊もできるそうです。

9月20日

　3日目の朝、一人で早起きして甲斐駒を見ながらコーヒーを・・・

ほんとはここから甲斐駒が見えるはずって、いうじゃな～い。でも、
ガスがかかってますから！残念！！ま～た来年、斬り！

南アルプス三景園オートキャンプ場ＨＰ

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