キャンプで子どもと何をして遊ぶか? 子供とキャンプに行くんだけど、遊び道具は何を持っていけばいいかな?とか、何をして遊ぼうかな?と考えることが結構あって、いい機会なのでまとめて書き出してみることにしました。せっかくキャンプに出かけるんですから、子供の携帯ゲームは置いていくことをオススメします。
海や川があれば、子どもは勝手に遊んでくれます。持ち物としては水着、ラッシュガード(日焼け防止水着)、水中メガネ、ウキワ類、サンダル・ウォーターシューズ等、魚捕り網、魚を突くモリ・ヤス、バケツ、水鉄砲、日焼け止め、などでしょうか。水辺での遊びには、海水浴・プール・川遊びの持ち物というページを作ったので、持っていくもののご参考にしてください。 魚釣りはもちろん、魚のつかみ取りなどもキャンプの定番ですね。釣り道具を持って行くもよし、また釣り道具はレンタルで借りられるところも多いですから、キャンプ場に問い合わせるといいでしょう。 池や湖でボートに乗るという手もありますし、「シーカヤック」なんてちょっと洒落た体験ができるキャンプ場(こちら)もありますね。 場内に子供のヒザ下くらいの水量のある小川などがある場合におすすめしたいのが、小さなボートでの「なんちゃってラフティング」。メチャメチャ楽しいですよ!ぜひ小さなボートを持っていきましょう。 注意事項ですが、小さな子供には必ず親がついているようにしましょう。雨中、雨後の川の増水にも注意を。私はかつて海で水難事故の現場に遭遇したことがあり、大変つらい思いをしました。小さな子供でなくとも、なるべく水遊びには大人が付き合うようにしましょう。 海水浴場や川で水の事故を防ぐ徹底ガイドというサイトはとても参考になります。 遊具があれば、子供は勝手に遊んでくれます。ブランコや滑り台、鉄棒、ミニアスレチックなどがキャンプ場内にあると、子供は喜んで遊びに行きます。こうした遊具があるキャンプ場は意外に限られているので、遊具のあるキャンプ場を調べて行くのも一手でしょう。そういうところでは、よその子供ともすぐ仲良くなるんですよねえ。
サッカー、野球、キャッチボール、フリスビー、凧揚げなど。広くないところでもバドミントンをしている人なんかよく見かけますね。あ、そうそうスイカ割りも夏の遊びの定番ですな。 キャンプ場近くで子供の体力に合わせて無理のないコースを選びましょう。ハイキングの持ち物の参考ページを作ってみたので、よかったら見てください。
蝶やセミなど、自然は昆虫の宝庫。 それから、夏の山の中ならカブトムシなどを探したいですね。明るいうちに罠を仕掛けておいて、暗くなってからカブトムシやクワガタを捕るのもいい遊び。カブトムシ、クワガタの捕り方についてですが。 樹液に含まれる糖は、大気中の酵母や微生物によって発酵し、一部がアルコールやお酢になるので、カブトムシはこの匂いを頼りに樹液を探してきます。そこで、焼酎200cc、黒砂糖200g、お酢大さじ2杯をまぜた究極のエサを作り、それをクヌギの木に塗り、さらにガーゼに染み込ませてぶら下げるのです。TVの実験では夜になると、4匹のカブトムシが木に集まっていていました。 更に加えて、紫外線を出すと言われる「ブラックライト」を照射してやれば、もうカブト・クワガタ・カナブン・コガネムシがわさわさやってくること間違いなし!?
キャンプ場内でできるものは限られると思いますが、田舎に行けば何かしら近くで季節の狩りもの遊びができます。
女の子は料理の手伝いも楽しんでやってくれることが多いようです。
そば打ち体験、パン作り、アクセサリー作り、木工細工、農作業体験、マウンテンバイク、シーカヤックなどなど、キャンプ場独自のイベントをやっているところもあるので調べてみるのもよいでしょう。
雨でも退屈しないように、トランプやカードゲーム、本などを持っていくといいでしょう。 近くの屋内で楽しめる遊び場もチェックしておくとグッド。キャンプ場の人に聞けば教えてくれるでしょう。 体育館的な施設を併設しているキャンプ場も、多くはないですがありますね。
キャンプの夜といえばキャンプファイヤー。火を見ながら歌ったり踊ったりするのは一生の思い出になります。別に大きな火を起こさなくても、小グループなら焚き火でも。焚き火の魅力についてはこちら。 花火も欠かせませんね。 それから星の観察。「夏の大三角」のベガ、デネブ、アルタイルと、「さそり座のアンタレス」、「北極星」の見つけ方くらいは親として子供に教えたいもの。夏の星座はこちら。 そして夏の夜といえば「肝だめし」。子供と一緒に懐中電灯を持ってちょっと暗い道を行けば立派な肝だめしになります。電気のない山の中は本当に真っ暗です。また、怪談の一つや二つ覚えていくと何かと楽しいですね。 キャンプで使える遊び道具いろいろ
ごくありきたりな遊びの思い浮かんだものを書き出してみましたが、まだ見落としがあるかもしれません。また思いついたら書き足します。 まあ、子供はキャンプ場につけば何もなくたって適当に遊びますけどね。大人はキャンプ場で「何もしない」なんてのも醍醐味なんですが、子供がいるとなかなかそういってもいられず、なにかと忙しかったりします。 あれやこれやしなければいけないのもキャンプのいいところで、日頃運動不足のオトナの方々はそれもまたよろしいのではないのでしょうか。
それから、子育てにおけるアウトドア遊びの効用について書かれた本として、 10歳までが勝負!「生きる力」をはぐくむ子育て / 高濱正伸
という本があります。 外遊びというのは空間認識力を高め、それは数学における図形、立体的な発想を涵養するのに役立つのだそうです。 自分もこの本を読むまで、外遊びにそのような効果があったとは気づきませんでした。まあ子供自身の素質にもよるのでしょうが。 さくっと読める本ですし、私は図書館から借りてきて読みましたが、アウトドア遊びの効果がいろいろ書いてあって これまでやってきたアウトドア遊びの良さを裏付けられたような気がしました。 しかし、ホントにここに書いてあるような効果があるのかしら?・・・。その答えは未来に出るでしょう。
それからもう1冊。 という、「頭の体操」で有名な、多湖輝さんが書かれた本があります。 この本の中で、子どもにとっての「遊び」の意義について書かれた一節を引用させていただきます。
「子どもは、遊びを通して、実にいろいろなことを学んでいるのです。 『遊びほうける』などというと、大人の世界なら非難されかねませんが、 子どもの世界では、『猛烈に勉強している』と同じことなのです。
学校時代は遊んでばかりいて、学業面にはまったくいいところのなかった友だちが、 いまや最高度の頭脳を要求される大会社の幹部などになって、活躍している例も少なくないのです。
このことは、頭脳の発達にとって、いかに自発性が大切かを物語っているでしょう。
子どもが、大人からのおしきせでなく、真に自分の頭で考えるのは、遊びのときしかありません。
遊びは、当然体を動かさなければなりませんから、体の健康のためにも欠かせないものですが、 それ以上に、子どもの頭脳の健康に占める要素は大きいといえます。」
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