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越後七浦と判官舟かくしの入江
(新潟市西蒲区シーサイドライン:角田岬南側海岸)

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越後七浦遊歩道探検記:2007年8月   越後七浦キス釣り日記:2012年10月





スクロール地図:Googleマップ


      





「名勝 判官舟かくし」の立て看板。

角田岬の下を通るトンネルを抜ける。

 名勝 判官舟かくし
 文治3年3月(1187年)、源判官義経が兄頼朝に追われ、奥州平泉に海路おちのがれる際、追手を避けて舟とともに身をかくした洞穴と伝えられている。
 大小二つの洞穴があり向かって右側が大きく奥行28m、幅4~5m、天井の高さは海面から6.6m~2.5m左側の洞穴は奥行
14m、幅2m、天井の高さは海面から4~5mである。
 昭和42年3月巻町文化財に指定されている。




手掘り風のトンネルを歩いていく。電気はついていないが短いので問題はない。







判官舟かくしの入江


トンネルを抜け出たところ。山際に歩道が伸びている。




トンネルを出て右を見たところ。小さな入り江の奥に洞穴が2つ見えます。源義経がこの洞穴に隠れたってのはホントですかね?




トンネル方向を振り返る。写真中央の岩穴が「判官舟かくし」の洞穴のあるところ。




先へと遊歩道が続いている。立ち入りは自己責任で。

入江の奥で釣りをするルアーマン。




遊歩道入口には「落石あり」という簡単な柵が設けられている。



入江の奥まったところに階段があり、角田岬灯台のところに上がれる。

また、角田山への登山口(灯台コース)でもある。ここから登った角田山の登山日記はこちら

階段を上がってみよう。




階段をやや登ったところから見た、判官舟かくしの入江全景




 入江の左側出口付近は沖目に投げやすいポイント。

角田岬灯台を眺めながら・・・



 2012年の10月にここを訪れたときは、ピンギスが1匹だけ釣れた。







越後七浦へ

 外海に面した遊歩道を行く。




「三枚橋」というポイントから角田岬灯台を仰ぎ見る。




上写真のポイントから海を見る。遊歩道は幅が狭く投げづらいが、投げられないこともない。
一帯はおおむね砂地で、水深は案外浅い。ここは佐渡ヶ島に、距離的に一番近い海岸。



以上は2012年10月の画像で、ここから下は2007年8月の画像となります。




更に先へ。




この越後七浦は三枚橋のほか、「亀の甲」、「潮吹き」、「波の題目」、「棒杭」などのポイントがある。




波が打ち寄せ、歩道まで水がかぶることも。




水しぶきが歩道にかかる。













遊歩道は岩場の終わるところでなくなっている。




遊歩道終点から奥に見えるのが小浜。緑色の山壁が美しい。右の尖った岩は雷岩。この向こうが松の下~立岩の海岸。





・越後七浦は角田浜と角田岬の南側に伸びる、デコボコした岩場の海岸。三枚橋、亀の甲、潮吹き、波の題目、棒杭などのポイント名がつけられている。越後七浦の上を国道402号線のシーサイドラインが通っている。

・角田浜海水浴場の左のはずれの角田岬に小さなトンネルがあり、ここをくぐって越後七浦に出る。トンネルの手前に釣具・釣りエサを扱う小さなお店がある。

・トンネルを抜け出たところが「判官舟かくし」と呼ばれる洞穴があるところ。いかにも何か隠れていそうなところで、ルアーマンがルアーを投げる姿も見られる。

・遊歩道は磯につけられているが幅は1m程度で、落下防止の柵などはない。波の荒いときは遊歩道まで水がかぶることもある。また、岩壁はいかにも崩れやすそうな岩で、いつどんな落石があっても不思議ではない。自由に立ち入ることはできるが、自己責任でお願いします。特に波の荒いときは立ち入らないように。

・2012年の10月に判官舟かくしの入江と越後七浦の三枚橋のあたりで投げ釣りをしてみた。一帯はおおむね砂地のようで根掛かりはしなかった。また、見た目と裏腹に水深は案外浅いように感じた。投げ釣りは判官舟かくしの入江の左側出口あたりが沖目に投げやすくてやりやすいと思う。越後七浦の遊歩道からでも、フルキャストはなかなか難しいと思うが、やればできるだろう。

・その他の釣りモノとしては磯場なのでクロダイ、秋にはアオリイカ狙いのルアーマンも多い。ただ、全く一般的な釣り場ではないのでご注意を。



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