急峻な岩場、険しい岩山、クサリ場の続く岩稜を行くとき。切り立った崖の上の、1人が通るのがやっとな細い道を行くとき。異様に長いハシゴ、浮石のゴロゴロと重なった登山道。そんなチャレンジングな山に挑むときには、ヘルメットを着用して行きたいものです。 ヘルメットは落石や、転倒、転落時に頭部を守るものなわけですが、実際に活躍する場面はおそらくほとんどないでしょう。とはいえ、いざ緊急事態に陥ったときには大ケガを防いだり、ヘルメットの有無が生死を分けるということがままあるとのことです。お守り代わりにかぶって行くようなものですね。 ヘルメットは海外メーカーのものも多く、日本人の頭と比べて前後に細長いとか特徴があったりするので、よく調べたり試して買うのがいいでしょう。小さめだと頭に当たってストレスになるので、ある程度余裕のあるものの方がオススメです。 北アルプスなどではヘルメットの貸出しを500円程度で行っている山小屋もあります。ただ、それなりの場所に行くにあたっては、マイヘルメットを持って行く人の方が多く見られます。自分の安全は自分の道具で守りたいですよね。デザインも気になるところではありますし。 このページでは登山用のヘルメットの主要メーカーを紹介させていただきました。ネットでは安くて人気のものもあるようですが、そこは趣味のものなので、予算に応じて好みのものを選ばれるのがよろしいかと思います。 |