釈迦ヶ岳
（山梨県芦川町、1641ｍ）
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コースタイム |
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〜オススメ山グッズ〜
2005/9/19（月）、山梨県芦川町の「オートキャンプすずらん」というところにキャンプに行った折、長男と山歩きをしてきました。キャンプのレポートはコチラです。
それでは釈迦ヶ岳ハイキング日記をご覧ください。
どんべえ峠への山道から見た釈迦ヶ岳。とんがった形が登高意欲をそそります。
釈迦ヶ岳への登山口はいくつかあるのですが、今回私たちが利用した「どんべえ峠」から登るのが一番標高差が少なく、楽なルートです。どんべえ峠までの道路は舗装されていますが、ガードレールのないところもある山道なので、運転は注意した方がいいです。
ＡＭ5：57
どんべえ峠。日向坂峠とも言うようです。駐車場はありませんが、峠付近は結構道幅があるので路駐して問題ありません。この日は道路でテントを張っていらっしゃる方もいました。
登山道は峠から釈迦ヶ岳への稜線を歩くことになりますが、ずっと樹林帯で展望はあまりありません。
最後の急登を除けばほとんど楽な坂なので、小学生以上の子供なら頑張れば行けるはずです。
ＡＭ6：30 府駒山。なだらかな登山道の途中にあり、山頂という感じはありません。中間点なのでここでちょっと休憩もいいかも。
久しぶりの山歩きで、心が洗われるようです。
誰もが毎日毎日代わり映えのしない日々を送っているのが実情なのではないでしょうか。そして、そうした日常生活の中では「生きている」という実感があまり湧かないのも事実だと思うのです。ところが、山に来て自然を感じ取り、目、耳、鼻、肌で山を知覚すると、「ああ、生きているなあ」という感覚が甦ってくるのです。
これは若い頃は感じなかった感覚なのですが、ワタシも年をとったということなのかな・・・
府駒山を過ぎてしばらく行くと、もう釈迦ヶ岳の山頂がすぐそこに見えてきます。周囲の展望も開けてきます。
山頂近くなると、何ヶ所かロープのある急登がありますが、それほど難しいところではありません。長男もロープに頼らずスイスイと登っていきました。
そしてＡＭ9：07、標準コースタイム通りに無事釈迦ヶ岳山頂着。
当日は天気も良く、雲海が広がっていました。正面奥の薄く見える高い山が悪沢岳、その左が赤石岳。
おじぞう様、いいお天気にしていただきありがとうございました。
周囲は360度の大展望。真南の富士山から始まって、赤石岳、悪沢岳、白根三山、鳳凰、甲斐駒、八ヶ岳、瑞牆山、金峰山、甲武信岳、三ツ峠山、御坂山塊の主峰黒岳等々、ぐるりと見渡すことができました。
山頂付近の花たち
左：ヤマホタルブクロ、右：ママコナ
この日の山頂はたまたまなのか、羽アリが大発生していて顔や首にまとわり付いて閉口しました。
朝食にカップラーメンを作って食べます。
「パパ、今日は箸持ってきた？」
以前高川山に登ったときカップラーメンを食べようとして箸を忘れたので、すかさず長男のチェックが入ります。
コーヒーを沸かして飲み（ウマイ・・・）、１時間ほど山頂からの景色を堪能し、8：10山頂出発。
登山道は紫のトリカブトが数多く咲いていました。
帰りは登ってきた道を下ります。御坂山塊最高峰の黒岳が見えてくればどんべえ峠はもうすぐ！
黒岳（1793m)。どんべえ峠からも登れます。こちらは釈迦ヶ岳と異なり、ゆったりとした山容。
9：10無事どんべえ峠にゴール！りょうくん、今回もお疲れさん！
どんべえ峠まで来てしまえば、釈迦ヶ岳までは片道１時間ほどの山歩きで、山頂部を除けばアップダウンもきつくないし、晴れていれば眺めは最高だし、いい山だと思います。本格派にはちょっとモノ足りないかな？足りない方は合わせて黒岳などもどうぞ！
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