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陣馬高原下から雪の陣馬山〜陣馬の湯 陣谷温泉

 

(東京都八王子市〜神奈川県相模原市)

 

当日のコース
高尾駅→(バス40分)→陣馬高原下バス停→(90分)→陣馬山→(100分)→陣馬の湯 陣谷温泉→(55分)→藤野駅
休憩を除く当日の歩行時間 約4時間 : 上のカッコ内は、休憩除きの歩行時間です。

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通ったルート(だいたいです)
 


登山靴


雨具


アウタージャケット


ダウンジャケット


トレッキングパンツ


山スカート、タイツ


コンパス


トレッキングストック


ひざサポーター


スパッツ


ヘッドライト


万能ナイフ


サバイバルシート


登山用ソフト水筒


テルモス(保温水筒)


バーナー


ホイッスル
 


登山用時計

 

 2012/2/14(火)、会社に休みをもらって(まだクビにはなっていません)、東京・神奈川県境の陣馬山にひとりで行ってきました。

 今回は陣馬山に登って山の反対側に下りて、陣馬の湯という温泉に入って帰る予定です。

 それでは当日の日記です。

  

 

 

 

 

 

 

JR高尾駅の北口からバスで40分で、陣馬高原下バス停に到着。

なにせこの厳寒期の天気の良くない平日。降りたお客は私ひとりです。

まるで変わり者みたいじゃないか。

 

 

 「陣馬街道」の道路標識があります。

  しばらく車道歩きになります。

 

 

進んでいくと、3月まで道路工事だそうで、車両通行止め区間になりました。

途中、道路工事の方がいて、

「こんにちは〜」

と声をかけられたので、こちらもあいさつを返しました。山の中ならではの文化ですね。

 

 

2月の半ば、まだまだ寒さの真っ只中です。今日も厳重な装備でやってきました。

手袋も冬用のものをしてはきましたが、指先はやはり冷たく感じますね。ただ、歩いているうちにだんだん体もあったまってきて気にならなくなるのですが。

冬場はカイロを持っていくのもいいと思います。

 

 

陣馬高原下バス停から20分で登山口にやってきました。

左側の山道へと進みます。

 

 

結構雪がありますね。

 

 

登山道をしばらく歩いていると、暑くなってきました。

とりあえずウインドブレーカーのジッパーを開けました。これでも多少は涼しくなります。

 

 

またしばらく山道を登って行きましたが、

暑くてたまらなくなってきました(XX)
                 
 
ダメだこりゃ

帽子とネックウォーマーと、手袋を脱ぎました。

こういったアイテムでも体温調節ができますね。

 

 

 

さーて、これで涼しくなったし、また行きますよ〜

 

 

 陣馬山山頂方面に進みます。

「行き止まり」って、英語で”Dead End”っていうんですね。

 

 

標高が上がるにつれて、雪も多くなってきました。

葉を落とした木々の合間から、陣馬山方面の山が見えます。

 

 

登山道は凍りついていて、ちょっと滑る感じで歩きづらいです。

こういうところはストックを使うか、軽アイゼンがあるといいですね。軽アイゼンは、里山歩きなら4本爪で十分かと思いますが、6本爪ならより安心感はあるでしょう。

私はストックは持って行きますが、アイゼンは持っていません。それでも、里山歩きでは歩けないほど困ったことはないです。まあ、お守り代わりにアイゼンをザックに忍ばせておくのもいいでしょう。

 


トレッキングストック


軽アイゼン

 

ただ、このあたりの樹林帯の中は雪も氷もありませんでした。歩きやすいところを歩きましょう。

 

 

また登っていくと、いよいよ雪道になってきました。

 

 

 


トレッキングシューズのメーカーリストはこちら

この日はしっかりとした登山靴を履いていきました。

私が冬山に履いて行くのは4、5年前に買ったスカルパのものです。

軽量で防水性もしっかりしていて、雪道でも冷たく感じることもなく、普通に歩くことができます。

山ではこの、「普通に歩くことができる」のが大事です。

これが、会社に履いて行くような革靴だったら、とてもじゃないですが歩けたもんじゃありません。特に冬に山に行くのであれば、しっかりしたトレッキングシューズで行きたいものです。

 

 

山の斜面に登山道がついていて、踏み跡があります。

右側に落ちると嫌な感じです。

こういうときはストックを突きながら歩くと安心感があっていいですね。

 

 

 

だいぶ登ってきました。

若い男性3人が、登山道の整備でしょうか、材木を扱っていました。

仕事とはいえこの雪山での土木作業、ご苦労様です。

 

 そして登山口から1時間10分で陣馬山山頂到着〜〜。陣馬山に来るのは5年ぶり。前回来たときは市道山方面へ歩きました。そのときの日記はこちら

  


公衆トイレ


だ〜れもいません

  

 
霧雨の陣馬山山頂


富士山も見えるわけもなく

 

 いや〜、この厳寒期の天気の悪い平日でしょ、そりゃ山登りなんかしてるほうがおかしいわな。

 人っ子ひとりいません。というか、ここまでまだひとりも登山者に会っていません。

 茶屋も当然やってませんし、何も見えないし、いても仕方ないので早々に下ることに。

 


次はいつ来るかな?

 

 

 

 

 

 

 

明王峠、景信山方面に進みます。

 

 

ちょっと行くとすぐに分岐がありました。

野生の勘で右へと進んだのですが、思い直して地図を確認しました(山と高原地図 高尾・陣馬)。

すると、左へ進むのが正しい道でした。

やはり地図がないと山歩きという遊びはできませんね。ついでにコンパスも必ず持って行きましょう〜


昭文社(MAPPLE)の登山地図、「山と高原地図」一覧表

 

 

陣馬山からは基本的に下りとなるのですが、雪道の下りで滑りやすく、ちょっとヤな感じです。

 

 

そこで、ここからストックを使うことにしました。出すのがめんどくさくてここまでは使わなかったのですが、やっぱり安心感が違いますので。

 

 

下り坂になることだし、ついでにヒザサポーターも装着しました。このときは黒いアンダータイツ(800円の安物)を履いていたのでわかりにくいと思うのですが。

私が使っているのはザムストのこちらのものです。

山の下りでヒザがガクガクしてしまうような方には、是非オススメしたいアイテムですね。

 

 

 さーて、これで装備もバッチリ! では行きましょう〜

 

 

しかし、誰もおらんな。

 

 

標高が下がってくると、雪もなくなってきました。

雨上がりのような、山の匂いというか土の匂いがたちこめています。

自然の中にいるなぁ〜〜っていう気分に浸れますね。

 

 

奈良子峠にやってきました。ここで右に曲がります。

道標と地図をよく確認しましょう。

 

 


今日は藤野駅から帰ります。


ここは奈良子峠。

 

 

しばらく樹林帯を下ります。

里山に縦横無尽に張り巡らされた登山道は、天然の巨大迷路です。ある意味、ロールプレイングゲーム的な冒険心が刺激されます。スライムとかドラゴンとかは出てきませんが。

RPG風の登山コラムはこちら : クライミングクエスト

 

 


知らない道を歩くのが・・・


好きでたまらないんです。

 

 

車道に出ました。

登山地図によれば、車道を横切ってまっすぐ登山道があるように見えるのですが、そのような道はありません。

おかしいな〜; と思ってあたりをうろついたら、それらしき道がありました。

こういうことはあまりないのですが、やはり地図とコンパスがあれば確認ができますね。

 

 

 

「陣馬の湯を経て 藤野駅」とあります。

この道で間違いないでしょう。

 

 

 よく整備された登山道を歩いて・・・

 

 

 

 

ようやく登山道も終わり。面白いデザインの公衆トイレがありました。

本日のお目当ての温泉旅館、「姫谷」の建物がすぐそこに見えます。

 

 

  

 

 

 

 

今日はこの温泉と、ちょっと高いけどランチを目当てにやってきました。「姫谷(ひめたに)」という割烹旅館です。

ネットの情報によれば、なかなかいい雰囲気の露天風呂があるようです。早く汗を流したい。

 

 

ところがです。

 

 

 

玄関の戸を開けて中へ入ってみましたが、人の気配がありません。

 

「こんにちは〜」


「・・・・・」


「すいませ〜ん」


「・・・・・」

 

あれ? 誰もいないようですね。

建物の周りを探してみましたが、やはり誰もいません。

もう一度玄関で声を張り上げてみました。

 

「こんにちは〜!」

 


「・・・・・」

 


「すいませ〜ん!!」

 


「・・・・・」


 

 う〜〜〜〜ん; まさかこういう展開になるとは考えていなかった。一応電話でも入れときゃよかった。

 

 まあね、なにせこの寒い時期の天気のよくない火曜の平日だもの、登山客なんて来ないと思ってるんだろうなあ。オレってやっぱり変わり者?

 

 仕方ないので、もう一軒調べておいた、「陣馬の湯 陣谷温泉」へ行くことに。

 

途中、陣渓園という宿もあるのですが、日帰りの入浴&ランチはやっていないようだったのでパス。

 

 

 

また歩いていくと、野生の猿がたくさんいました。民家の周囲をわさわさとうごめいています。

うまく共存できてるんでしょうか。

 

 

んで、やってきました、陣馬の湯 陣谷温泉。

ここはメジャーっぽいから大丈夫だろう・・・

 

 

 

ところがです。

 

 

 

 

玄関の戸を開けて中へ入ってみましたが、人の気配がありません。

 

「こんにちは〜」


「・・・・・」


「すいませ〜ん」


「・・・・・」

 

あれ? 誰もいないようですね。

遠くのほうで女性の声が聞こえるような気もするのですが、こちらの声は届かないのでしょうか。

 

もう何度か玄関で声を張り上げてみました。

 

「こんにちは〜!」

 


「・・・・・」

 


「すいませ〜ん!!」

 


「・・・・・・・」

 

 

「すいませぇぇぇ〜ん!!!」

 

 

「・・・・・・・・・・」

 

 

 う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん; まさかここも反応がないとは。

 まあね、なにせこの寒い時期の天気のよくない平日だもの、登山客なんて来ないと思ってるんだろうなあ。

 オレってやっぱり変わり者?


  

 

 

 

 

 仕方なく、風呂にも入れず食事にもありつけず、藤野駅方面へと歩きます。

 

姫谷の看板がむなしい・・・

 

 

陣馬山登山口のところまで来ました。

 

 

近くに公衆トイレもあります。

 

 

道路脇に陣馬の湯の看板が。

「ありがとうございました」

と、宿の人に言ってほしかった・・・

 

 

ちょっと行くと、陣馬登山口バス停がありました。

藤野駅方面は・・・

あと2時間ないんでやんの。

                    (はい残念!)

歩けばいいんでしょ、歩けば。

 

 

日野バス停通過〜

 

 

隧道のところまで来ました。

この隧道というかトンネル、車が1台分しか通る幅がないんですよね。

予算の都合もあったんだと思うんですけど、なんでこんな中途半端なもん作っちゃったんですかね。

 

 

そして陣谷温泉から1時間弱でJR藤野駅到着〜〜

ちょうど雨が降り出したところでセーフ!

 

 

駅前の風里というところでやっとランチにありつけました〜

  

 

 

 

 

 

 さすがにこの厳寒期の天気も良くない火曜の平日とあって、なんと今回は1人も登山者に会いませんでした。

 完全試合達成です!(それでなにか?)


 お目当ての温泉にもは入れなかったし、天気も良くはなかったけど、それでも知らないところを歩いて、自然を感じることもできたし、私的には十分満足でした。

 

     それではまとめの一句:
 

残り雪 火曜の山に 変わり者

 

  

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