B型人間の山歩き ブログ HOME Amazon Yahoo! JAPAN Google
棒ノ折山(棒ノ嶺)
(東京都奥多摩町・埼玉県飯能市、969m)
当日のコース 川井駅→(バス)→上日向バス停→棒ノ折山(棒ノ嶺)→白谷沢コース登山口(駐車場)→名栗湖→さわらびの湯→(バス)→飯能駅 休憩時間除き、この日の総歩行時間約4時間 |
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当日のルート
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〜オススメ山グッズ〜
2010年10月11日、快晴の秋晴れの下、長男と2人で東京・埼玉の県境にある棒ノ折山(ぼうのおれやま:棒ノ嶺)にに登って、さわらびの湯という日帰り温泉に寄ってきました。
長男が「電車で行きたい」というので、電車で行けて、なおかつ下りたところに温泉があるところということで、以前から目をつけていたこのコースを選びました。それでは当日の日記です。

自宅を6時に出発。電車に乗る前に、自宅近くのコンビニでおにぎりなどの食料や飲み物を買い込んだのですが、チョコとかのお菓子を買うのを忘れたことに、駅のホームで気づきました。
B・Y「うわっちゃ〜、お菓子買うの忘れちゃった;」
長男「フリスクで買えばいいよ」
B・Y「ああ、キオスクでな・・」
JR青梅線で川井駅まで行きました。
 奥多摩大橋もひときわ背景とマッチしていい感じ。 |
 無人の川井駅
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ここからバスに乗り換え。すぐ駅前にバス停あるものとタカをくくっていたら、ちょっと坂を下った先にありました。
 信号先の右手が川井駅バス停
ここからバスで上日向バス停まで行きます。上日向の先の清東橋まで行くバスはもう少しあとの便でした。
川井駅前から山道をどんどん登っていくと、9月に訪れた大丹波川国際虹ます釣り場の脇を通り過ぎていきました。
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上日向バス停着。7:50、しゅっぱ〜つ。 |
 しばらく車道を歩きます。 |
 道端に秋海棠(シュウカイドウ)も咲いてました。
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清東橋バス停。ここまで乗ってこられれば楽なんですが。奥に見える建物はよく整備された公衆トイレ。 |
また進んでいくと、中茶屋キャンプ場がありました。

いいねえ。ここはまたの機会にバーベキュー&釣りで是非再訪してみたい。
百軒茶屋キャンプ場を通り過ぎてやや行くと・・・
 百軒茶屋キャンプ場
 棒ノ嶺登山道入り口があります。
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 川を渡って、いよいよ登山道へ!
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のっけから急登です。ストックを取り出し、突き突き歩きます。やっぱりこれがあると楽です。 |
しばらく歩いていくと、なんと、登山道脇にワサビ畑が現れました。
なにい〜!? 東京にワサビ畑ってあるのか?私も東京近郊の山にあちこち行ってますが、都内でワサビ畑を見たのは初めてでした。
しかも、登山道に沿って延々と畑が続くのです。この光景には驚きました。畑は柵で囲ってあります。
「ワサビ畑があるってことは、水がきれいだってことだね!」
「よく知ってるな」 |
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ず〜っとワサビ畑の脇を歩いていくのですが、ところどころ渓流の水というかワサビ畑の水というか、登山道に流れ出して川みたいになってました。水量はたいしたことなかったですが。
左2枚がその様子。わかりますかね。 |
ワサビ畑ゾーンが終わると、杉林の急登となります。今日は快晴。木々の間から垣間見える青空がさわやかで元気付けられます。 |

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急坂をあえぎながらゆっくりゆっくり歩いていると、長男がヒキガエルを見つけました。
「よく捕まえたな」
「だって、靴の上に乗ってきたんだよ」 |
だんだん急坂も緩んできました。
直線の登山道に沿って、ずら〜っと杉の並んだ道を見た長男、
「熊野古道みたいだね!」
確かにこんな感じかもしれません(行ったことないけど)。 |
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最後の杉林の急坂を登りきってやや行くと、ようやく山頂。上日向バス停から2時間弱でした。
 埼玉県側は棒ノ嶺、東京都側は棒ノ折山というみたいでした。
北〜東側に大展望が開けていました。雲ひとつない快晴の空の下、秋のさわやかな空気を吸うと、本当に生きてて良かったなあという気持ちになります。
 山頂は広々。椅子やテーブル、東屋もありました。東の方向を望むと、都心のビル群と、一際高い東京スカイツリー(↑写真左側)が見えました。
山頂にてしばし下界を眺めておにぎりなど食べつつボーッとしました。誰だ!「別に山頂でなくてもいつでもオマエはボーッとしてるだろうが」とか、本当のことを言うヤツは!
おにぎりも食ったし、今度は「さわらびの湯」という日帰り温泉を目指して下山開始。 |
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東京側には階段のようなものは整備されていませんでしたが、埼玉側は整備されていました。ただ、昔作ったのであろう階段も、土砂が流出してしまって、今では用をなしていないところも結構ありました。 |
この登山道は、埼玉ではかなりメジャーなコースなんでしょうか。子供連れの登山者もかなーりたくさんいました。
それと、雑誌からそのまんま出てきました♪みたいな山ガール、あと、「元」山ガールもゾロゾロ登ってきます。いや〜、人気の山なのが感じられました。
「山ガール」も日経あたりが広め始めて、珍しく当たった言葉だけど、やっぱりオシャレな(山スカがいいねぇ)若い女性がいると山も華やぎますよ(オジンくさいコメントだな)。
権次入(ゴンジリ)峠。ここを左折。 |
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ゴンジリ峠から名栗湖が見えました。
「よォ〜し!名栗湖に、 殴りこみ、ダーッ!!
ねえねえ、これどお?」
「う〜ん、いまいち」 |
 整備された登山道 |
 岩茸石
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しばらく山道を下っていくと、白谷沢の水源を通過し、白谷沢に沿って歩くことになります。
 怪しげなポイントを見つけては、魚がいないか探る長男。 |
 ツリフネソウ。かわいいけど毒草です。食べないように。食べないか?
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白谷沢沿いの登山道は、渡渉が何度もあったり、両側に岩壁のあるところを歩いたりと、変化があって楽しめました。東京側より埼玉側のほうが、面白いコースでした。
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「健康上々、天気上々」 |
名栗湖が見えてきた! |
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山頂から1時間半で、棒ノ嶺登山口着。
 登山口付近の駐車場はこんな感じ。
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 近くに路駐してるクルマも。
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 緑色の水をたたえる名栗湖。
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 棒ノ嶺方向を振り返る。
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 名栗湖は、有間ダムというロックフィルダムとともにあります。 |
 季節により、わかさぎ釣りも楽しめる名栗湖。
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 名栗湖は人造湖だそうです。 |
 名栗湖と別れて、車道をしばし歩きます。
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そして棒ノ嶺登山口から30分、棒ノ嶺山頂から約2時間で本日のゴール、さわらびの湯に到着。
 ゴ〜〜〜〜〜ル!!
さわらびの湯の建物の中は、木の香漂うウッディな造りで癒されました。食堂はないのですが、弁当、つまみは売っていて、休憩スペースは十分にありました。食べ物の持ち込みはOKとのこと。
風呂に入って弁当を食べてビール飲んで、ゆっくり休んでからバスで飯能駅まで出て、電車で帰宅しました。この日はほんとに素晴らしい秋晴れで、つくづく山好きで良かったと思えた休日でした。
それではまとめの一句です:
棒ノ折 ホントはいつも 「ボーッ」のオレ
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