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三頭山から檜原温泉センター数馬の湯 : 登山日記

 

(東京都檜原村)

 

 

 

当日のコース
武蔵五日市駅→(バス約60分)→都民の森駐車場→(70分)→三頭山→(18分)→大沢山→(70分)→槇寄山→(70分)→数馬の湯
休憩を除く当日の歩行時間 約4時間 : 上のカッコ内は、休憩除きの歩行時間です。

 

 

 

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通ったルート(だいたいです)

詳しい地図で見る


登山靴


雨具


アウタージャケット


ダウンジャケット


シャツ


トレッキングパンツ


山スカート、タイツ


コンパス


トレッキングストック


サポートタイツ


ひざサポーター


スパッツ


万能ナイフ


ウエストポーチ


登山用ソフト水筒


テルモス(保温水筒)


バーナー


登山用時計

 

 2012年6月24日、東京都檜原村(ひのはらむら)の三頭山(みとうさん)に行ってきました。

 時の経つのは早いもので、もう前回の山行から2ヶ月近く経ってしまったので、コースタイムもほどほどのところで山を下りたところに温泉のあるこのコースにしました。今回も単独行です。三頭山に行くのは4年ぶりになります。前回の日記はこちらです。

 それでは当日の日記です。 
 

 

 

 

 

  

 

 空はまさに梅雨時にふさわしい曇り空です。予報は一日中くもりですが、雨が降らないことを祈ります。

 しかし、のっけから予想外の展開に。

 

武蔵五日市駅からバスに1時間ほど乗って「都民の森」というところまで行くのですが、トイレに寄ってから出てきたら、バス待ちの登山客の大行列(@@;)マヂですか。しかも、その最後尾付近になってしまった。

でも今日は臨時便を入れて3台バスが出るんだって、よかった♪

   

       と思ったのもつかの間、

 

   それでも座れなかった。(がっびびびーん)

 

 


(立ってる1時間は長いんだよ・・・ブツブツ・・・)

 

 

はい、というわけでバスん中で1時間立たされて、都民の森まできました。

立っても座ってても、料金はおんなじです。
           
(あたりまえ〜 あたりまえ〜♪ あたりまえ体操〜♪)

 

 

都民の森は標高1000mです。やはり涼しいですね。

いったんバスで上がってきた車道を少し戻ります。

 

 

3分ほどで登山口に来ました。「けやきの路」という登山コースになります。

 

  

雨のあとといった感じで、登山道は湿っています。

でも森の空気はすがすがしくて、とっても気持ちがいいです。

 

 

今日もサポートタイツをはいてきました。

私がはいているのは

CW-X エキスパートモデル クールマックスロング HXO519

というものです。なんたってヒザが弱いもので、サポートアイテムがないとまともに歩けないのです。

 

 

あとは毎度の山歩きの友のストック。前回からブラックダイヤモンドのウルトラディスタンスというのが相「棒」になりました。

長さ調節ができないのですが、この軽さはやはり魅力的なアイテムで、1本わずか140gです。

久しぶりの山歩きだと、登りはじめの10分から20分くらいが一番キツく感じますね。普段運動も特にしてませんし、息があがります(ハアハア;)

 

 

15分ほどであずまやのあるポイントに来ました。ここからいったん道が良くなります。

 

 

 

私は、「運動のための運動」みたいなジムでの筋トレや水泳は好きではないですし、走るのも全然好きではありません。団体競技もやらないですし、ゴルフはお金がかかるからやりません。

その点、山歩きは自分のペースで動くことができ(単独行の場合ですが)、変わりゆく景色をのんびりと眺めながら、写真を撮ったりしながら歩くのが、運動としては一番私の性に合っているのです。

これまでもいろんな運動をやっては来ましたが、やっぱり好きなことじゃないと長続きはしないですね。

 

 

 三頭ノ大滝に来ました。ここは前回三頭山に登ったとき、帰りに寄りました。

 

 

 

 

 

立派な、大きな、長い滝です。吊橋の上から写真を撮っていますが、下をのぞきたくありません。

股間がスースーします。(Oh〜涼やか〜)

 

 

 また歩き始めます。
 

 梅雨の時期ですが、森の木々は雨水を吸っているからでしょうか、日当たりがいいとキラキラと輝いているかのような眩しさを見せますね。これですよこれ。ぼくが求めているのは。

 あなたも山に行って、森で癒されましょう。

 そして、

 すぴすすふぃすふひひふぃすぴ♪

 なんて、聞いたこともないような鳥の鳴き声もします。

 この乱調のメロディーがまたいいんだよな〜。

 

 

 「ブナの路テラス」という休憩所に到着しました。ここの標高が1200mだそうです。

三頭山は1531mだそうなので、まだ半分も登ってませんね。

ここでファミリーマートで買ってきたおにぎりとチキンを。毎度毎度同じ食べ物で芸がありません。いつかもうちょっとゆっくり山歩きをして、山頂で焼肉とかもやってみたいですが、なかなか機会がないです。一緒に行ってくれる仲間もいないですし。子育てが一段落したら、仲間とそういうこともやってみたいですね。

 

 

 

 

  
 ではまた歩き始めましょう〜。

 このルートは「ブナの路」というルートになるのですが、ちょっと渓流の中を歩くような渡渉箇所もありました。ちゃんとした登山靴で来ましょう。間違っても革靴やクロックスなんかで来ないように。怪我の元です。

 

渓谷沿いの道は涼しいですね。

 

 

 さすが「ブナの路」というだけあって、東京でもこの山奥まで上がってくるとブナに会えます。細いブナはわりとたくさんありますね。

 
豊かな森の象徴、ブナの大木。

 

 

ムシカリ峠に着きました。ここで右に折れます。

 

 

ど〜ですか、このブナの木の回廊。癒し感満点ですね。たまには電磁波から解放されて、こういう空気も吸わないと。

そこでこの日記をご覧になっているあなたも、たまには電磁波から離れて、自然の中に出てみませんか?生き返りますよ♪

 

  

 そして三頭山山頂〜。

 


 

 

 三頭山の山頂は、地図を見ると完全に東京都の中にあるんだけど、山梨の県境もごく近いから、山梨の山にも挙げられてるみたい。

 


こちらは東京都の三頭山の立て札。


三頭山は「山梨百名山」にも入ってるんだそうです。

 

 さーて、おにぎりも食ったし、また行きますか。ここからは大沢山、槇寄山と尾根道をたどって歩きますが、数馬の湯という日帰り温泉まで、基本的に下りの道となります。

 実は今日は、ある実験としてみようと企んできました。

 

サポートタイツとヒザサポーターは、それぞれ単体で十分機能を果たしてくれるのですが、

この2つをダブルで使ったら果たしてどうなるのか?

というのを以前から試してみたかったのです。

装着は問題なくできました。では出発しましょう。


 

 

 

  

若干違和感はありますが、歩くことはできます。

 

 

うーん、しかし、やっぱり少しひざ裏に違和感を感じますね。ちょっと歩きづらいです。サポーター単体ならこんなに歩きにくくはないのですが。 

というわけで、サポーターくんは今日はお役ご免。

 

 

ムシカリ峠〜。さっきは左から来てこちら側に上がってきました。

まっすぐ進みます。

 

 

ちょっと行くと、三頭山避難小屋があります。

入ってみましょう。

  

 

 中はこんな感じ。きれいにしてありますね。

 

 

 先は長いです。どんどん行きましょう。

 このあたりはまだブナの大木があちこちにあります。こんな樹も。

 

 

 いや〜、これぞ目の保養。ど〜ですかこの、宮崎駿のアニメの背景に出てきそうな森の光景。ここがほんとに東京都なのか。

 ブナの木は、今でこそ豊かな森の象徴のような存在になっていますけれども、漢字で「木へんに無」と書くくらいで、我が国では腐ったり曲がったりしやすいがために材木としての利用価値がなく、昔は大事にされていないこともあったようです。

 

 

大沢山(大沢峠)通過〜

 

 

「日本山岳耐久レース(いわゆるハセツネカップ)35km地点」

通過〜

 

 

 

三頭大滝、都民の森方面への分岐を通過〜。

まっすぐ進みます。

 

 

つつじのような花が咲いています。ただ、この日のルートでは、他には花はあまり咲いていなかったですね。

ところで、山を歩いていると、そのときどきで思い悩んでいることが頭をよぎります。

 

 

 
(クメケタワというところ)

でもふと気がつくと、何も考えず頭を空っぽにしてただひたすら歩くことに没頭している時間帯もあります。

無意識で運動してるとでもいいましょうか。こういう時間がまた、山歩きのいいところです。

頭を空っぽにするというあたり、坐禅ならぬ「歩禅」とも言えるかもしれません(言えないですか?)

なんかすごくいい言葉を思いついたような気がするのですが(もしかして大発見?)。

 

 

「歩禅」とは言いえて妙なうまい言葉を思いついたと思ったのですが、家に帰ってからネットで「歩禅」と検索してみたら、辞書にはない言葉だけど、すでにさんざん使われている言葉だったみたい。

そりゃそうだわな、オレが思いつくくらいだもの。


(上野原町の郷原への分岐ポイント通過〜)

 

 


(緑のトンネルに癒されます)

でもまあいいや。

できるだけ頭を空っぽにして、何も考えないようにして歩く。歩いていることさえもどこかに飛んで行ってしまっているような、そんな境地を目指そう。そういう時間をたまには持つのも、きっといいことのような気がする。

 

 

そんな山歩きができれば、頭も体もリフレッシュ、リセットできていいだろうな。 


(もう全行程もれなく森林浴です)

 

 

しかしね〜、東京都ですらこんなに歩いても歩いても山ん中なんだもの。さすが国土の7割近くが山の国だよ、日本は。

日本て森林率(国土に占める森林面積の割合)が世界でも2位か3位なんだって。1位はフィンランドで、次がスウェーデンか日本なんだって。

 

 

 やっと槇寄山に着きました。去年の9月以来。去年の日記はこちら。ハセツネカップの参加者以外で、この頻度で槇寄山に来る人も少ないだろう。

 

 

 

ベンチで休むと、パンを入れるビニール袋の口を閉めるヤツ(名前がわからん)が落ちていました。

今日はこのゴミを拾って帰りましょう。山は汚さないようにね。

ノドが渇いたので持ってきたウイダーインゼリーを飲んだら、一気飲みしてしまった。

 

 

 

  


(西原峠)

さーてもう一息ですよ。

西原峠(さいはらとうげ)を左に折れます。

 

 

小さな蛾のような虫が私の前をひらひらと飛んで行きます。

まるでティンカーベルに導かれているみたいです。

らしくないコメントでしたね。

 

 

長い下りですね。やはり登りより下りのほうが、足やひざに負担は来ます。時間も経過していますしね。

私はひざが弱く、下りは苦手です。その負担軽減のためにひざサポーターやトレッキングタイツやストックを使っています。 

それに加えて、下りでもちょっと疲れたらすぐに休むようにしています。休めばまた元気になりますからね。

 

 

サポートタイツは前回の山歩きから使っていますが、これはヒザサポーターよりさらに足の運びがスムーズになり、ヒザの動きも滑らかになるように感じます。いろんなタイプのものがあるので、足の弱い方は自分に合ったものを選ぶといいと思います。

今日三頭山から歩いてきた登山道は、すれ違う登山者はぼちぼちいたものの、同方向に歩く人は見かけなかったですね。ほとんどの人が、都民の森の駐車場から往復するんだと思います。 

 

  

樹林帯を抜けました。

 

 

民家の脇を下りて、車道に出ました。

 

 

しばらく舗装された車道を歩くと、

 

 

 檜原街道に出るので右へ。仲の平バス停があります。


(仲の平バス停通過〜)

 

 

そして数馬の湯にご到着〜。お疲れさんでした。

今日の歩行時間は約4時間。下りが長かったけど、サポートタイツのおかげで普通に歩いて来られました。

今日のルートはどの区間もおおむねコースタイム以内で歩けましたね。こういう登山者にやさしい時間設定は実に気分がいいです。お願いしますよ、昭文社の地図作成担当の方。

 

 

 
ババンババンバンバン♪


 

さーさ、温泉に入ったあとは、お楽しみのヤツね♪

何が楽しみだって、数馬の湯の「梅きゅう」を楽しみにしてきました。去年来たとき、この冷えたきゅうりと梅のペーストの取り合わせがことのほか美味しかったからです。

今回も変わらぬうまさでした。数馬の湯の「梅きゅう」、激しくオススメします。

 

  

 

 

 

 

 帰りに数馬の湯の人にここの標高を聞いてみたら、だいたい670〜680mくらいなんだって。

 ということは、今日は530m登って、850mくらい下りたわけだ。下りは東京スカイツリー(634m)に勝ったな、ワハハ!
                                    
(それが何か?)

 帰りのバスは数馬の湯の前から出るんだけど、きっと都民の森からたくさん人が乗ってくるんだろうし座れないんだろうとあきらめてたんだけど、

             なんと3台連なってやってきて座れた(おおラッキー♪)

 

 

 では最後に本日のまとめの一首です。
 

               山がいい ブナの木もいい 檜原は

      だけどほんとは きゅうがいい

                                                     (個人の感想です)    

 

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