うまいもん食って休んだし、そろそろまた行きますか。
うげげ; また雨がボトボト普通に降ってる。
ホントは右写真の正面に薬師岳がドーンと見えるはずなんですがご覧の通り。まぁこんなのはよくあること。
8月の上旬ですし、この時期はだいたい晴れるはずなんですけどね。
きっと、「ホントに山を愛せていない」
のが山に来てるせいですね(誰?)
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写真じゃわかりませんが、普通に雨降ってます。 |

写真右の小山が太郎山。 |
今日の行程では著名な山の山頂は通らないのですが、太郎平小屋の裏手に太郎山という小さな山があるので、ちょっと寄り道してみます。 |
太郎山山頂への分岐に来ました。右に入ります。
まっすぐ進むと北ノ俣岳を経て黒部五郎岳に至ります。 |
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「太郎山」と書いてない太郎山(たぶん)山頂。 |
しかしね~、山頂付近のどこにも「太郎山」って表示がないんだよね(なんでだ?)
こちとらそれが楽しみでわざわざ山登りしてるんだが。
今一つ達成感を感じられないまま、太郎平小屋方面に戻ります。 |
さあ今度は薬師沢小屋目指して下りの道になります。標準コースタイムは2時間ちょっと。
おっ、雪渓もありますね。 |
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うお~! コバイケイソウの大群落です。
珍しい花じゃないけど、これだけキレイに咲きそろってるのは初めて見ました。
漢字では小梅蕙草と書くそうです。こう見えて有毒なんだとか。若芽は他の山菜とまぎらわしいとのことなので、食べないように。 |

こちらは雨降る高原のニッコウキスゲの群落です。涼しい感じ伝わりますでしょうか。
このあたりはだいたいこういう感じ→の道。 |

こういうどうでもいい写真も、たまにはいいじゃないですか(たまにじゃない?) |

ヨツバシオガマ
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小さな沢を渡ります。 |
この小さい黒いのは、たぶんクロトウヒレンの蕾。花が散った後ではないと思うのですが。 |
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さっきより大きな沢を渡ります。 |
木道がよく整備されてます。 |
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木道は切り込みが入っていて滑り止めにはなっていますが、やはり濡れていると滑らないとも限りません。
薬師沢小屋の掲示板には、7月中に60代の方が2人、太郎平~薬師沢小屋間の木道で滑って骨折したと書いてありました。
木道はスリップ注意! です。 |
左俣出合というポイントに来ました。
太郎平~薬師沢小屋の中間点です。 |
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薬師沢の左俣です。
いかにもイワナが棲みついてそうな沢ですね。釣り道具と時間に余裕があれば、竿を出してみたいです。いつかまた。 |
水たまりは石の上をうまくたどって。 |
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本日のゴールも近づいてきました。
明日はこの、目の前に鎮座する山を登ります。
この山の上が、日本最後の秘境雲ノ平です。 |

カベッケ原。登山地図には「カベッケヶ原」とありますが。
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カベッケヶ原。いろんな花が咲いてます。 |
チングルマの綿毛。花が散った後です。同じ山域でも花 のところと綿毛になったところがあるのですね。
チングルマは、この綿毛が稚児車に見えるところから、
稚児車が訛ったものだそうで。 |
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そして本日のゴール薬師沢小屋に到着~。お疲れさんでした。 |
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